豊田市都心の長期と短期の両面によるまちづくり活動の評価
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37 通勤・通学が多く含まれる駅西側06は、期間を通して全体と似たような変化をしているが、多くの職場や学校が休みとなる大型連休やお盆などの休日が多い時期に大きく減少している。喜多Pは5月までは全体と同様の推移であるが、6月以降は全体より10ポイント程度低い水準で推移している。この要因は明らかではないが特徴的な傾向である。 比較的減少幅の小さいトピックに着目する。これらのトピックは、縁辺部や駅近隣の日中の活動に関するものである。桜町一のトピックを除き、おおむね全体と似たような変化を示している。桜町一のトピックが他のトピックと大きく異なる変動を示しているが、その理由は特定できておらず引き続き検討が必要である。 以上、WPSデータから抽出されたトピックの量を用いて、その変動の様子を中心市街地のCOVID-19関連の出来事と合わせて確認した。抽出されたトピックの変動をみることで、中心市街地における様々な人々の活動が、COVID-19関連の出来事の影響を受けて変動している様子が確認できた。

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