リアルタイム情報に基づく平面交差点信号制御システム最適化に関する研究
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29 表A-2-1 HCMにレーン組合せと流入組合せの例 レーン数 進行方向(レーン別) レーン組合せ 流入組合せ 1 左、直、右: LG1: MG1: 2 完全左: 直と右: LG1: LG2: MG1: MG2: 2 左と直: 直と右: LG1: LG2: MG1: 3 完全左: 直: 直と右: LG1: LG2: LG3: MG1: MG2: 4 完全左: 直: 直: 完全右: LG1: LG2: LG3: MG1: MG2: ここに、「LG」は「レーン組合せ」の略称、「MG」は「流入組合せ」の略称である。 レーン組合せごとに車両平均遅延時間は三部分がある:通常遅延1(秒/台)、増量遅延2(秒/台)(車両がランダムに到着で一時通行能力を超えると分析時間帯内累積到着交通量が累積通行能力を超える二つの原因)、残り渋滞長遅延3(秒/台)(分析時間帯開始時に存在する渋滞長)。 =1+2+3 (A-E-1) 通常遅延1(秒/台)の算定方法はWebster 遅延計算式の第一項(式A-E-2)に基づいて確立する(式A-E-3)。二つの区別は被除数部分に、後者のから前者のmin (1,)に変更した。Websterの計算式に、青信号のスプリットがレーン組合せの平均遅延時間に対する影響は制御飽和能力以内(≤1、あるいは図A-1に(/(−))≤→≥)に計算できる。制御飽和能力以外は考慮しなかった。HCM2010の計算式は≤1の場合に、Websterの計算式と同じである;>1の場合に、=1に視し、式A-E-3(2)になる。

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