リアルタイム情報に基づく平面交差点信号制御システム最適化に関する研究
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5 サービスラベルを決定する。交通需要率が1.0を超えれば、サービスラベルが最後に レベルFになる。その場合は、交差点の最大物理的な通行能力を超えると同じ意味で、信号制御以外の課題になる。サービスレベルの評価流れは図2-1に示す。ステップ6に、信号サイクルは分からなければ、式7に従って計算する。各現示の青時間は上述二つの方法と同様な式(2)に従って計算する。最適なサイクル長の概念がなくて、交通流の変動性とランダム性も考慮しなかった。 =− (7) ここに、:信号制御の満足率,<≤1,推奨値は0.8~0.9。 表2-1 HCM2010にサービスレベルの定義 1サイクルあたり平均遅延時間D(秒/台) サービスレベル 交通需要率≤1.0 交通需要率>1.0 ≤10 A F 10<≤20 B F 20<≤35 C F 35<≤55 D F 55<≤80 E F >80 F F また、遅れ時間の計算方法は上述二つの方法と異なる。交差点に進行方向とレーンの関係によってレーン組合せを定義する。始めに、各レーン組合せで車両の平均制御遅延(式8)を計算する。(秒/台)は三つの部分で構成されている:通常遅延1(秒/台)、増量遅延2(秒/台)(車両がランダムに到着で一時通行能力を超えると分析時間帯内累積到着交通量が累積通行能力を超える二つの原因)、残り渋滞長遅延3(秒/台)(分析時間帯開始時に存在する渋滞長)。それから流入部あるいは交差点の1台あたり制御遅延をそれぞれに式9と式10に従って算出する。 =1+2+3 (8) ,=∑=1∑=1 (9) ここに、,は流入部の平均制御遅延(秒/台);はレーン組合せの平均制御遅延(秒/台);は流入部のレーン組合せ数;はレーン組合せの交通流率(台/秒)。

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