4 ここに、 : レーン組合せに、1台当たり平均遅延時間(秒/台);:サイクル長(秒);:レーン組合せの青時間率,=/;:レーン組合せの有効青時間;:レーン組合せの需要率= /=,:レーン組合せの流入交通流率(台/秒);:レーン組合せの飽和交通流率(台/秒);過飽和でない場合に≤1。 =1.5+51− (2) ここに、:サイクル時間の近似最適値(秒);:交差点の総損失時間(秒);:交差点の需要率;=∑,は現示に各ラーン組合せの最大需要率。 =(−) (3) ここに、:現示の有効青時間。 オーストラリア道路調査委員会のAkcelikが1981年に、式1に車両停止数を影響要素として信号制御最適化目標関数に加えて、サイクル時間の近似最適値を計算する式3を構築した。また、各現示に渋滞を引き起こさない(各現示に最大交通量を持つ進行方向の車両も円滑に通過できる)を目標とする最小サイクル時間の計算方法(次の段落で説明)を提案した(日本でも利用している(平面交差の計画と設計基礎編ー計画・設計・交通信号制御の手引,2018 ))。さらに、「決定的な進行方向を確定するが青時間を決まる前提である」を強調した。決定的な進行方向を確定する方法を提案した。その前提によって、様々な現示設定を想定して、信号制御の効果を評価した。 =(1.4+)+61− (4) ここに、:車両停止数のペナルティ係数。 交差点に全部の車両通過需要を満足する条件は式4に示す。式4を変換し、最小サイクル時間の計算方法式5の後半になる。 ≤− (5) ≥1− ⇒ =1− (6) アメリカ交通輸送調査委員会がHighway Capacity Manual 2010(以下HCMと呼ばれる)に信号制御付け平面交差点のサービスレベルの評価方法を推奨する。1サイクルあたり車両平均遅延時間と交通需要率はサービスラベルの決定因子である(表2-1)。交通需要率が1.0以下では、1サイクルあたり車両平均遅延時間値の範囲に基づいて
元のページ ../index.html#10