2 1-3.研究の内容 (1) MaaSを取り巻く現状の整理(2章) フィンランドのWhimなどの海外事例や国内での実証実験事例など、MaaSを取り巻く現状について整理する。 (2) 豊田市の交通課題との関連(3章) 豊田市の行政計画やパーソントリップ調査より、豊田市の交通課題について明らかにし、MaaSを導入することで解決しうる課題についての仮説を提示する。 (3) 豊田市の特徴・交通課題を考慮したMaaSサービスモデルの検討(4章) 豊田市の特徴や交通課題を考慮した上で、交通サービス(鉄道、バス、タクシー、カーシェアリング)や他サービス(小売・住宅・医療等)の検索・予約・決済機能等を統合した、豊田市におけるMaaSのサービスモデルを検討する。 (4) 豊田市民を対象とした需要調査(5章) 豊田市民を対象として、アンケート調査でマルチモーダル型MaaSに関する需要調査を実施する。サービス内容・価格などに関して様々な水準で調査することで、豊田市民に求められているサービス・価格水準を明らかにする。 (5) MaaS事業の収益シミュレーション(6章) 需要調査結果を前提として、MaaS事業の収益シミュレーションを実施する。 (6) 交通事業者の意向調査(7章) 豊田市の需要調査やMaaS事業の収益シミュレーションに関して、サービスの供給者である交通事業者の意向を調査する。 (7) まとめ(8章) 豊田市におけるマルチモーダル型MaaSの導入可能性と課題について明らかにする。
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