無信号横断歩道での安全に関する基礎研究~歩行者保護に資するソフト施策の視点から~
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-23- 5-4 調査結果からみた課題の考察 (1)啓発対象者層の拡大 以下は今年度実施したアンケート調査結果を用いて考察する。まず歩行者保護モデルカー活動の認知状況を性年代別に集計した結果を図5-7に、施策を知った手段に関する回答結果を図5-8に示す。サンプル数が少ない層があることに留意しなければならないものの、30~50代女性の認知状況が低いことが見て取れる。また認知した手段が「職場での告知」が突出して多いことから、就業していない女性層への啓発が手薄であることが推察される。 0%20%40%60%80%100%男20代以下(n=11)男性30代(n=38)男性40代(n=97)男性50代(n=93)男60代以上(n=41)女20代以下(n=17)女30代(n=38)女40代(n=47)女50代(n=12)女60代以上(n=6)性年代別にみたモデルカー活動の認知状況知っている内容は知らないが聞いたことはある知らなかった 図 5-7 歩行者保護モデルカー活動の性年代別認知状況 0.0%10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%市のホームページインターネットのニュースサイト新聞ひまわりネットワーク職場での告知家族・友人から以前、同様のアンケート調査に答えたときに知った「歩行者保護モデルカー活動」を知った手段男性女性(n=133) 図 5-8 歩行者保護モデルカー活動を知った手段
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