無信号横断歩道での安全に関する基礎研究~歩行者保護に資するソフト施策の視点から~
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-11- 実際に無信号交差点で横断歩道を渡ろうとしている歩行者を発見した際に、停止行動を実践できているかという質問の回答を図2-11に示す。全体で約40%が「必ず止まっている」と回答しており、「時々止まっている」を含めると100%近い回答状況となる。自己申告であり実際に停止しているかどうかは不明であるものの、意識上、「必ず止まっている」と回答できるドライバーの増加を目指さなければならない。 「歩行者保護モデルカー活動」とは 豊田市では、平成28年11月から「交通事故死 “全国ワースト1位” 返上を豊田市から」をスローガンに、警察署・商工会議所等と連携し「歩行者保護モデルカー活動」を展開している。 活動に賛同して頂ける事業所に豊田・足助警察署長から活動を委嘱し、事業所が所有する車両(運輸トラック・バス・タクシー・宅配等)などに「歩行者保護モデルカー」のステッカーを貼るとともに、「速度遵守」「ハイビームの活用」「歩行者優先(横断歩道での停止行動)」の3つの項目を実践した運転を励行してもらう。これにより、安全運転のけん引役を担っていただき、活動の波及による交通安全向上を図る。
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