無信号横断歩道での安全に関する基礎研究~歩行者保護に資するソフト施策の視点から~
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-7- 2-2 無信号横断歩道における歩行者優先運転の実態 (1)STOP率調査の結果から見る歩行者保護運転の実態 交通安全防犯課では、市内6カ所の無信号横断歩道における停止状況を平成23年度から定期的に観測している。このうち、平成27年度以降も継続して調査を実施している2箇所の無信号横断歩道(図2-6)での調査結果を再整理し、停止の実態を考察する。 図 2-6 STOP率調査箇所 調査は、近年では年間4回開催される「交通安全市民運動」の時期に合わせて実施されている。朝(原則7:30~8:30)、夕(原則17:00~18:00)それぞれ1時間の間に、横断歩道を渡ろうとしている歩行者が存在する状況下での通過車両数および、そのうち停止した車両数をカウントしている。 歩行者が横断歩道を渡ろうとしている時に、停止した車両数を通過車両数で除した値を「STOP率」として評価指標に用いている。STOP率の年度毎の平均値(年間の停止車両台数を通過車両数総計で除したもの)を表2-4および図2-7にまとめた。 まず、2つの交差点で停止率が大きく異なっていることが目に付く。松尾らは秋田市と豊橋市の調査結果から、停止状況(ドライバーの譲り率と表現)は地域によって十塚高架下 みくさ前

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