交通データの情報収集と活用可能性に関する研究
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商用車プローブ 3-4. 緒元表 (1) サービス名 商用車プローブデータ・サービス 事業主体 FUJITSU 収集目的 日本全国の幹線道路を通行する貨物商用車(事業用トラック)の走行データから 抽出/蓄積したプローブデータを交通現象解析向け用途にご提供 収集対象 富士通製の運行記録計(ネットワーク型デジタルタコグラフ)を装着して日本全国の幹線道路を走行する貨物商用車6万台(2015年) ・中大型事業用貨物車約90万台の4%以上 ・車両総重量8t、最大積載量5t以上(H26、車両総重量7t、最大積載量4t以上に義務化範囲の拡大が決定済) ・富士通製タコグラフは中型以下にも装着されており、中型・大型車が大半 収集量 累積4.7千億件 収集項目 一秒毎の位置・速度・時間・加速度 収集方法 デジタコより収集 速度は車軸より直接収集 収集機器 富士通製 商用車デジタコ 収集頻度 一秒毎の位置・速度・時間・加速度 データ精度 利用料金 備考・その他 (富士通HP: http://jp.fujitsu.com/solutions/cloud/saas/application/road-analysis/probe/ を参考に著者が作成) サービス内容 (2)商用車プローブデータ・サービスは、経路データ・ODデータ・区間詳細分析データ・平均旅行時間・走行車別旅行時間・急加減速地点データの6種のデータが主に2次メッシュ単位で販売されている。サービス概要を図 3-9~図 3-12に示す。 これらのデータは、道路管理者(国土交通省・自治体・高速道路)およびその業務を委託された建設コンサルタントのみ販売される。 16
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