中山間地域における高齢者モビリティ調査
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4-1-2. 豊田市中山間地域の公共交通 豊田市では、合併後の多くの地域核を持つ広大な市域における公共交通のあり方を示すため、豊田市公共交通基本計画を平成19年に策定した。当該計画では、公共交通を道路のような社会資本の一部として定め、地域核間を結ぶ「基幹バス」と、地域に応じた手法で検討し基幹バスのフィーダー路線となる「地域バス」の階層型ネットワークを目指して整備を進めてきた。本研究で対象としている中山間地域においては、各地区で様々な運行形態の「地域バス」が運行されている。 東部丘陵線愛知環状鉄道線名鉄豊田線名鉄三河線愛知環状鉄道線足助藤岡小原旭稲武下山保見猿投石野松平挙母高岡上郷高橋基幹バス鉄道地域バス 図 4-1 公共交通ネットワークのイメージ(出典:豊田市公共交通基本計画) 表 4-3 地域バスの運行方式 地区名 地域バスの運行方式(H25.5.1現在) 旭 定時定路線:4路線、デマンドバス:区域運行 稲武 定時定路線:5路線、デマンドバス:区域運行 足助 地域巡回線:12コース+町内巡回コース、通学線:11路線 小原 地区全域のデマンドバス 藤岡 定時定路線:3路線 下山 定時定路線:5路線 ※現在は地区全域のデマンドバス 松平 定時定路線:3路線 、デマンドバス:区域運行 石野 定時定路線:3路線 ※「福祉バス」として運行(現在は地域バスとして運行) 42

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