中山間地域における高齢者モビリティ調査
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表 3-7に示している項目別のレンジをみると、高齢者の生きがいに最も影響している項目は「健康状態」である。健康状態が良い~普通の高齢者は生きがいを感じている傾向にあり、健康状態が悪い人ほど生きがいを感じていない度合いが強い。次に、「地域活動への関心」や「近所づきあいの程度」など居住地周辺との係わり方が生きがいに影響しており、地域活動への関心がある高齢者、近所の方とよく行き来している高齢者は生きがいを感じている傾向にある。そのほか外出に関する項目は、週1回以上外出していない高齢者や、バスや電車(自動車でも可)で一人で外出できるがしていない高齢者において生きがいを感じていない傾向にある。また、住まい(都市部・中山間)は生きがいに影響している度合いが小さく、個人の健康状態や地域との係わり方、外出状況が高齢者の生きがいに影響している。 表 3-7 項目別のレンジ 項目名 レンジ 順位 q1 性別 0.0263 8位 q2 年齢 0.0977 6位 q3 都市部・中山間 0.0165 9位 q6 健康状態 0.6670 1位 q15-1 収入のある仕事をしているかどうか 0.0614 7位 q15-8 バスや電車で一人で外出しているかどうか(自動車でも可) 0.1134 5位 q15-9 週に1回以上は外出しているかどうか 0.2162 4位 q16 地域の助け合い活動への関心の有無 0.3797 2位 q17 近所づきあいの程度 0.2606 3位 25
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