中山間地域における高齢者モビリティ調査
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3-4. 高齢者等実態調査 第5期豊田市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(平成24~26年度)に市民等の意見を反映させるため、『高齢者等実態調査』45)を豊田市市民福祉部が実施している。閲覧が可能な範囲で、対象地域における高齢者の実態を整理する。 3-4-1.高齢者等実態調査の概要 本調査は、在宅介護支援のためのニーズを把握するとともに、地域特性による地域支援隊背の確立に向けた実態を把握するため、一般成人(要介護・要支援認定を受けていない40~64歳の市民)、一般高齢者(要介護・要支援認定を受けていない65歳以上の市民)、認定者(要介護・要支援認定を受けている市民)、事業所(市内の介護サービス事業所)を対象に平成22年9月22日~10月17日の期間で実施された。本研究で対象となる一般高齢者は、住民基本台帳から無作為に抽出された3,600名を対象にアンケート調査が行われ、2,895件(有効回答率80.4%)の有効回答が得られている45)。 当該調査は在宅介護や介護者を支援する各種サービスおよび居宅介護サービスに焦点をあて、現状や問題点の把握、日常生活圏域ごとのクロス集計を基に、地域毎の問題・課題の抽出を行っている。当該調査で集計している日常生活圏を図出典:高齢者等実態調査報告書 図 3-3に示すが、本研究での対象地区は、足助と旭と稲武が1つの生活圏、藤岡と小原、松平と下山が生活圏として括られ、石野地区は猿投に包含されている45)。 図出典:高齢者等実態調査報告書 図 3-3 当該調査の日常生活圏集計単位 17
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