原田 昇 - 1 - (豊田都市交通研究所 所長) 本日は最後までご参加いただき、ありがとうございます。 今年度、豊田都市交通研究所は30周年を迎えます。研究成果報告会も17回目です。先ほど「役所や企業は世のため人のために存在している」という市長の言葉が紹介されましたが、研究所あるいは研究も世のため人のために存在しています。安藤部長から報告させていただいたとおり、新しい中期ビジョンの下、厳しく自己評価し、市長に直接政策提言をする機会もいただいていますが、その政策提言は皆さんの暮らしやすさに結び付けることを目指しています。 100回を超えた「まちべん」、研究成果報告会など、いろいろな機会に皆さんに研究所のことを知っていただいて、「研究所はこんなことをやっているな」「もうちょっとこうしたほうがいいな」「これはこういうふうに使えるな」というような意見をたくさんお寄せいただき、皆さんとの連携を強めていきたいと考えています。 今年度は11月26日に30周年記念シンポジウムも予定しています。今日、太田市長は「人と車の関係で、人がなかなか優先されない」とおっしゃっていましたし、今、車の速度の話もありましたが、 某ヘルシンキでは市内の幹線道路以外に全部時速の交通死亡事故ゼロを記録しています。僕が発表した後、森川先生と議論する機会もございます。ぜひご参加いただいて、ご意見をいただければと思います。 最後に、特別講演をいただいた豊田市の中神様をはじめとする本日の発表者の皆様、コメントをいただいた板谷先生、嶋田先生、山岡先生、そして、司会、受付など運営の方々、そして、足元の悪い中、参加していただいた皆様、特に最後まで残っていただいた皆様に感謝を表す拍手をもって挨拶を締めたいと思います。どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。(拍手) - 56 -閉会挨拶 30 ㎞制限をかけることを徐々に広げ、昨年度は歩行者
元のページ ../index.html#73