司会:ただいまの報告に対するコメンテーターは豊- 7 - 宏治先生にかわって、今は山岡先生にお願いしています。 山岡:ご紹介いただきました豊田高専の山岡と申します。よろしくお願いいたします。 楊さんから先週このご発表の資料をお送りいただき、勉強させていただいていましたら、先ほど豊田市長からもありましたように千葉県で悲惨な事故が発生しました。道路管理者がもっと何かできたのではないかとか、いろいろ考えました。そういう中で交通事故対策に貢献できるご研究を勉強させていただいていたということです。 まず、楊様の本研究の意義についてお話しさせていただきます。 交通事故のオープンデータ、交通事故原票データの整備と公開が進んでいる中、その内容を詳細に調査・整理し、有効活用法を検討しておられます。 せっかくすばらしいデータが公開されたので、オープンソースのGISを用いて、道路・交通管理者の実務等での利用を想定した交通事故実態を可視最後に、豊田市の交通事故オンラインマップの操作方法について説明します。タブレットがあれば、このQRコードから「交通事故オンラインマップ」にアクセスできます。 これが研究所独自で構築した「交通事故オンラインマップ」です。ここに、凡例があります。死亡事故、負傷事故について、事故類型は色によって分けています。事故内容の絞り込みもできます。死亡事故だけを見たい場合は、負傷事故のチェックを外します。全事故のデータを見たい場合は、ここにチェックを入れます。 この背景図は地理院が構築している無料の電子地図です。拡大するともっと正確な場所が分かります。 ここは、小学校区の絞り込みのテキストボックスです。ここに、小学校名称を入力・実行していただくと、その小学校区に焦点が当たります。 皆様からもご意見をいただいて、さらに改良を重ね、正式なものをできるだけ年度内に構築したいと考えています。 私の説明は以上です。ご清聴ありがとうございました。(拍手) 田工業高等専門学校の山岡先生にお願いしています。 豊田高専には研究所の発足当時、研究所の前身である交通問題研究会のころからお世話になっています。昨年まで研究企画委員をお願いしていた野田- 52 -
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