2021年度 研究成果報告会開催記録
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- 4 - ありましたが、これについては詳細に知りたいと考えました。 財源も同じです。「自治体の施策であるから大丈夫だ」とか。「大丈夫と思いつつも、コスト増や経営難の場合は難しくなる」などの回答があります。 そこで、特徴的な事例やより詳細に把握したほうがいいと思われる10団体にヒアリング調査を行いました。 これはその一例で、横浜の若葉台まちづくりセンターです。コミュニティバスを走らせています。 横浜ですので、過疎地のコミュニティとは少し離れていると感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、この地域は団地で高齢化がすごく進んでいます。交通に対して困っているので、参考になるだろうということで入れました。 あと、河内長野市の「くすまる」です。狭い上り坂で、なかなか路線バスが入れず、団地内が交通空白地になっていたので、乗合タクシーを実施した事例です。 こちらはヒアリング調査を簡単にまとめたものです。 移動サービスの狙いについては、移動手段確保のほか、地域の活性化や地域価値の向上を実現するために運行する団体が複数ありました。また、持続可能性のため、ほかのサービスとのパッケージ化を行っている団体があり、そのようなパッケージ化が求- 28 -

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