3つ目のプラットフォームは「おいでん・さんそんセンター」です。 豊田市の足助にあるセンターで、まちと山のマッチングをしています。 例えばトヨタ自動車さんや市内の企業さんに農業体験を提供したり、田舎への移住支援をしたりしています。カレーハウスCoCo壱番屋を展開するワイズさんは、体験で山に来たときに獣害問題について議論したことがきっかけで、足助高校と山恵さんとの共同で猪肉のカレー「とよた里山猪肉キーマカレー」を発売するに至りました。「ディスカバー農山漁村の宝」の優良事例に選ばれています。 4つ目は、地域自治システムです。 豊田市は山からまちまで非常に広いので、市の一律の施策ではなかなか難しいが、「地域のことは地域がいちばん知っている」という考えで、地域が予算を持って、その予算でそれぞれの地域に合った事業を進めています。合併したときにこういった仕組みができました。 - 13 -
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