次は、新たな介護予防事業「ずっと元気!プロジェクト」です。 昨日、市長が記者会見でご説明しまして、本日からスタートしています。今日の新聞にも少し出ていました。 SIBという委託の仕組みで「Next Riseソーシャルインパクト推進機構」が進めます。 高齢者の介護予防は運動・スポーツ系が多いのですが、この事業はスポーツだけではなく、趣味や就労、エンタメ、社会に参画することが介護予防につながるだろうという仮説のもとに動いています。 市が支払うのは後からという成果報酬型です。「Next Riseソーシャルインパクト推進機構」が高齢者のいろんな社会参画サービスを担い、その結果を第三者機関に評価いただいて、成果が得られた評価があれば、後から豊田市が成果報酬を支払います。もし成果が出なければ、満額を支払われない仕組みです。民間のやる気とノウハウが生かされる事業です。5年契約の5億円の事業で、10億円の介護保険給付費の削減を目指しています。 団塊の世代が後期高齢者になる2025年問題に対しては市もいろんな施策を打ってきましたが、コロナ禍によって高齢者の外出が抑制され、さらなる介護リスクの高まりが予想されるため、早急に対策を講じたいと考え、この事業を始めたという経緯です。 提供するサービスは、コロナ禍ですので、まずはオンライン中心にコミュニケーションをとるプログラムになっています。コミュニケーションすることで心のケア、運動することで体のケアという枠組みになっています。 これはスマホ教室と運動を組み合わせたプログラムです。こういった社会参画できるプログラムを一気に大規模に7月から始めました。 皆様の周りの高齢者の方、引きこもっている高齢者の方、もちろんお父様やお母様にもご案内いただけると非常にうれしく思います。ホームページがございますので、そちらもご覧ください。 2つ目のプラットフォームは「とよたSDGsパートナー」です。 市内だけではなく、いろんな企業や団体に「豊田市でSDGsの達成に向けて一緒に取り組みませんか」とお声かけをして進めています。すでに253の企業や団体が登録しています。グランパスさんも登録していただいています。 - 11 -
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