続きまして、パーソナルモビリティです。 立ち乗りの二輪、三輪のほか座り乗りもあります。座り乗りはシニアカーと同じスペックですので、すでに公道の歩道で乗れます。立ち乗りは規制があって公道では自由に乗れませんが、公共施設内であれば可能です。施設内での運用を検討しています。 今月予定していますが、国に規制緩和を訴える実証事業も進めています。 右は車いすとの連結型の歩行領域EVです。足の不自由な方にグランパスの試合のときに使っていただいたら、非常に喜ばれました。ちょっとした坂でも車いすでは大変ですが、「これなら話しながら動ける」とおっしゃっていたのが印象的でした。非常に有効だなと思いました。「橋は結構急勾配なので、車いすでは渡れない。豊田大橋を渡ってみたい。渡ったことがないので、ぜひ渡ってみたい」とおっしゃって、実際に渡られたときの写真がこちらです。 次は「三河の山里コミュニティパワー」という株式会社との取り組みで、山村地域で課題解決に向けた地域サービスを行う事業です。 「三河の山里コミュニティパワー」は豊田市と中部電力さんと「一般社団法人三河の山里課題解決ファーム」が結んだ三者協定に基づいて設立された会社です。主に電力事業を行っています。豊田市の山間部の公共施設は、ここから電気を購入しています。この会社は、電気を売った利益を活用して地域サービスを展開しています。 その主な地域サービス事業が、先ほどの「たすけあいプロジェクト」です。高齢者の見守りサービスや移動支援を担っています。 こちらは人感センサーです。高齢者の様子を人感センサーとスマホを通じて遠く離れている家族に知らせます。ちょっと動きが普段と違うなということが家族に伝わる見守りです。 移動支援は先ほど説明した内容です。高齢者の方を地域ボランティアの方と移動サービスアプリでマッチングする事業です。 今後もいろんな課題解決を進めます。再生可能エネルギーを増やしたい、地産地消したいということから、足助病院にカーポート型の太陽光発電を市民の募金を得ながらつくっています。耕作放棄地に関する動きも進めているところです。 - 10 -
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