平成29年度 研究成果報告会開催記録
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- 13 - 西堀 泰英 [発表者] (豊田都市交通研究所 主席研究員) ご紹介がありました主席研究員の西堀と申します。よろしくお願いいたします。 先ほど紹介のありましたタイトルでの発表ですが、簡単にどういった内容かをお話しさせていただきます。都道府県ごとの交通事故データを基に県の地域特性によってどんな違いがあるかを分析し、得られた知見から高齢運転者の方々の事故対策を考え、話題に挙がっています「交通事故死“全国ワースト1位”返上」に向けた提案もしていきたいということで行った研究です。 松尾 幸二郎氏 [コメンテーター] (豊橋技術科学大学大学院 助教) これは都道府県単位の死亡事故件数を人口あたりで割ったものです。1年間だけではデータのばらつきが出てしまいますので、5年間の平均をとっています。 見ていただくと分かりますように、県によってかなりばらつきがあります。こういう違いは地域のどういう特性が関係しているのかを探ろうというのがこの研究の発端です。 研究報告① 「県単位の分析にもとづく高齢社会における交通安全 対策の提案」
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