平成27年度 研究成果報告会開催記録
40/63

- 9 - まず、少子高齢社会における人口構成のおさらいということで、国立社会保障・人口問題研究所のホームページから人口ピラミッドを持ってきました。1920年から年を経るに従ってピラミッドが崩れていき、高齢のところにどんどん人口が移っていくのが分かります。 今後は、出生率を上げられるか、そのままかによって人口構成は大きく変わってきます。 先ほどの発表の中でも運転手の供給がないという指摘がありましたが、低年齢の人口がどんどん減ってくると、選ばれない職種が出てくるのかなというところです。 2060年には、とにかく高齢者が多く、生産人口は青色のところですが、14歳以下がほんの少しになってしまうと推計されています。 これは我が国の人口構造の推移と見通しを示したグラフです。2060年で0歳から14歳の人々が赤いところ、15歳から64歳が白いところ、上が65歳以上です。 人口ピラミッドを見るにつけても、中山間地の状況やタクシー業界、交通の状況が今後どう変化していくのか、いかざるを得ないのかというのが想像できるところです。

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る