平成27年度 研究成果報告会開催記録
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- 3 - 的に自主、受託を行っています。 この後の報告では、冒頭に理事長の話にもありましたように、交通安全分野は欠かせないだろうということで、3件目に主幹研究員の山﨑から生活道路における即効性対策の提案をいたします。それと、昨年の特徴の1つ、需要が増している公共交通分野から2件です。これから豊田市も直面するであろう超高齢社会、中山間地域課題への対応と、新しい「公共交通基本計画」の策定を念頭にしたタクシーの活用という2つの研究成果を報告いたします。 次に、当研究所は産官学連携でできた研究所でございますので、豊田市をはじめとする行政・公益部門との関わりについて報告させていただきます。 これは初めて皆様にお見せするものですが、左側が豊田市、右側がその他の行政あるいは民間団体で当研究所の所属員が兼務している役職です。受託とか、いわゆるお金をもらって行う業務ではなく、社会貢献の一部として参画しているものです。研究員9人、1人あたり幾つ担当しているんだろう?と考えていただければ、位置づけを理解していただけるのではないかと思います。 今年5月17日、当研究所の認知状況を把握するため、スカイホールで開催された「とよた交通安全・防災フェスタ」でアンケートを実施いたしました。初めての試みです。研究所の展示ブースに立ち寄っていただいた100人中、約半分の48人の方に回答いただいたところ、研究所を知らない方が24人、研究所が関わっている「豊田エコ交通月間」を知らない方が28人という結果でした。 これを多いと見るか、少ないと見るか、さまざまな見方がありますが、悪くはないものの、さらなるPR活動を進める必要があると考えます。このような研究報告会をはじめメディア、あるいは、機会を通じて市民へのPRを展開していきたいと思っています。 以上で私からの報告を終わります。ご清聴どうもありがとうございました。
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