平成26年度 研究成果報告会開催記録
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- 47 - 太田勝敏 (豊田都市交通研究所 副理事長兼所長) 太田所長:ご紹介のありました太田でございます。 梅雨の時季にもかかわらず、たくさんの皆さんに出席していただきままして、ありがとうございます。 今日は平成25年度研究成果から3件のテーマを報告し、それぞれ川上先生、森川先生、中村先生にコメントをいただきました。また、木津さんの特別講演では、自動車メーカーとしてITSをベースに安全運転という観点でどんな取り組みをされているかといったところをお話しいただきました。まさにトヨタらしい研究の成果が出てきているかと思います。 私どもの研究所は、最初にご紹介がありましたように、産官学が連携した中で、地域の問題、特に日本の中都市での課題に適切に答えられるように、かなり実践的な研究を主体に進めています。私どもの言い方では「交通モデル都市」、新しい言葉では「持続可能な交通まちづくり」をテーマに、自動車のまちといわれる豊田が自動車をかしこく使うためにはどうしたらいいのか、それを安全面あるいは環境面からアプローチし、世界に対してある種のモデル的なものを発信するお手伝いをしたい、そんな意図で研究を続けています。 今日お聞きになってのコメント、こんなテーマはどうなっているんだろうか、こんなことも研究したらどうかというようなことがございましたら、 ぜひアンケートに示していただければと思います。それをいろんな形で実際の研究に生かしていきたいと思っています。 今日は本当にありがとうございました。(拍手) 閉会挨拶

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