平成26年度 研究成果報告会開催記録
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- 22 - 動車利用、こういう活動を展開しています。 これまでの活動の経緯を振り返りますと、かなり古く平成5年から活動を開始しています。どちらかというと、社会実験及び勉強会を中心に展開していました。大きな転換点となったのは平成17年から平成19年に実施した「チャレンジECO通勤」です。定着化に向けて、平成20年には事業所主体の展開をするために「すすめる会」を組織し、現在に至っています。 昨年度からは環境モデル都市施策の加速を念頭に、これまでの活動の反省を踏まえ、①全市的な取り組み、②活動の見える化、③活動の持続性、こういった3つの基本方針を定めて展開しています。持続性に関しては課題が多く、なかなか形になっていませんが、鋭意協議中です。 「すすめる会」として展望を持とうということで、3つの基本方針のもと、短中長期というスパンで目標を立てています。短期的にはエコ交通の普及啓発を目指し、「豊田エコ交通月間」という活動を通じて、皆様の理解を得つつ、エコ交通を推進しようと考えています。最終的には10年先ですが、エコ交通がゴミの分別や交通安全立哨のように文化として定着することを目指しています。 次に、「豊田エコ交通月間」についてご説明します。 これは去年の活動内容です。11月11日から約1カ月間、会員事業所に加えて一般市民の方々にもご参加いただきました。参加者にはWeb登録後、エコ交通手段を宣言をして実績報告をいただきました。 告知は、同時期に豊田市で展開された「Ha:mo」とも連携して行いました。魅力あるイベントにするため、会員事業所の協賛商品を参加者に抽選でプレゼントしました。 「すすめる会」の活動目標としては、会員事業所従業員の10%にあたる3,500名プラス一般市民1,500名、計5,000名と設定していましたが、Web登録という制約もあったため、参加者数は思わしくなく、結果は788名でした。会員事業所と一般市民の方との比率は7対3ぐらいです。
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