平成26年度 研究成果報告会開催記録
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- 9 - そのほかにも豊田西高前の交差点や宮上町、土橋、こういった6交差点13方路にインフラを設置して実証実験を行っています。愛知県警さんや豊田市役所さんに絶大なるご協力をいただきましたことをこの場をお借りしてお礼申し上げます。 こちらは車載装置の搭載状況です。 これが情報提供用のディスプレイです。アンテナ、光ビーコン、解析用にドラブレコーダーのカメラもつけています。さらに、データロガーといいまして、ドライバーがアクセルを踏んでいるとか、ブレーキを踏んでいるとか、そういったものを記録する処理装置。こういったものを実験に協力してくださる方のマイカーのプリウスにつけさせていただき、実験を行っています。 実験は、先ほどの6交差点を日常的に利用される一般の方々、トヨタの社員ではなく、一般の方々101名を対象に行っています。年齢構成、性別、それぞれできるだけバランスのとれた形で、かつ、詳細は割愛しますが、運転スキル等についてもバランスのとれた普通の方々を選んでお願いしています。 実験方法としては、被験者の所有する車につけさせていただくことと、日常の運転行動でどんな右折行動であったか、どんな走り方であったかを記録させていただくこと、かつ、ここがポイントですが、情報提供をしない普段の運転で3カ月間、その後、情報提供がある場合で3カ月間、ビフォーアフターですが、こういう形でデータをとっています。 先ほど言うのを忘れましたが、交差点につけたカメラでどういう交通状況だったかを記録しています。さらに、車に積んだドライブレコーダーで撮っ

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