平成25年度 研究成果報告会開催記録
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DEAによる効率値算出結果(基幹バス)13路線名全体路線効率性運行効率性集客効率性効率値順位効率値順位効率値順位効率値順位旭・豊田線0.24100.06100.27100.418豊田・渋谷線0.6030.2750.52711保見・豊田線0.6910.3330.9210.815小原・豊田線0.5540.1380.53511藤岡・豊田線(西中山経由)0.3880.1370.6130.4010藤岡・豊田線(加納経由)0.4270.1190.5260.637下山・豊田線0.5260.1560.5740.824中心市街地玄関口バス0.3790.3240.4080.409さなげ・足助線0.12130.04130.11140.2213稲武・足助線0.21110.04120.24110.3511旭・足助線0.17120.05110.17120.3012豊田東環状線0.6220.5510.6720.666土橋・トヨタ記念病院線0.5450.4320.3190.883上郷・若林線0.10140.02140.16130.1214 こちらがそれぞれ3つの効率値の表です。こんなところが効率性が高いという結果になっています。 総合的な効率値(地域バス)14 地域バスはこんな結果です。地域バスはかなり差が出たというか、効率値が全体的に低い中にあって、松平ともえ号、高岡ふれあいバスは効率性が高くなっています。 DEAによる効率値算出結果(地域バス)15路線名全体路線効率性運行効率性集客効率性効率値順位効率値順位効率値順位効率値順位川口・飯野線0.08040.18730.00470.0508松平ともえ号0.36210.07840.00911.0001高岡ふれあいバス0.24820.54410.00720.1912ふじバス0.12530.26120.00540.1084しもやまバス0.04760.05680.00560.0825どんぐりバス0.03590.05860.002140.04410旭地域バス0.04950.016150.002160.1293足助地域バス0.026120.015160.00390.0616水源東バス0.025130.030130.003110.04111保見地域バス0.03870.06950.00530.03912つくばねバス0.03780.05090.002120.0597鞍ケ池バス0.031110.045110.002150.0479ささゆりコース0.023140.049100.00480.01515石野交流館コース0.018150.032120.002120.02014若園コース0.032100.05770.00540.03413高嶺交流コース0.002170.003170.000170.00317おばら桜バス0.010160.016140.003100.00916 個別の3つの効率値を見ていきますと、こんな感じです。高岡ふれあいバスは3つとも高い順位にあります。総合的には松平ともえ号の効率値が一番高くなっています。 豊田市の公共交通評価との比較16評価指標評価内容指標値の意味・考え方市評価チェック①運行経費に対する収入運行経費に対して運賃等による収入は多い方が良い。チェック②沿線人口に対する利用者数沿線人口に見合った利用者数が確保されるべきだ。DEAによる効率性路線効率性路線規模に対する沿線人口沿線人口に見合った路線規模であるべきだ。運行効率性運行経費・設備に対するサービス量サービス量に見合った経費・設備であるべきだ。集客効率性沿線人口・サービス量に対する利用者数沿線人口やサービス量に見合った利用者数が確保されるべきだ。 これだけでは面白くないので、豊田市が行っている公共交通評価と今回の評価を比較してみました。 これは市の行った評価と今回私が行った評価の指標の持つ意味を比較した表です。 豊田市H24試算値と効率値の比較(基幹バス)17公共交通評価の試算結果Network DEA分析結果チェック①チェック②全体路線効率性運行効率値集客効率値旭・豊田線41.9%5.3 人0.240.060.270.41豊田・渋谷線52.7%11.2 人0.600.270.521保見・豊田線58.4%4.9 人0.690.330.920.81小原・豊田線43.7%7.1 人0.550.130.531藤岡・豊田線(西中山経由)36.5%10.6 人0.380.130.610.40藤岡・豊田線(加納経由)39.9%7.8 人0.420.110.520.63下山・豊田線61.8%5.5 人0.520.150.570.82中心市街地玄関口バス40.5%83.4 人0.370.320.400.40さなげ・足助線37.5%14.8 人0.120.040.110.22稲武・足助線24.8%8.2 人0.210.040.240.35旭・足助線11.0%4.3 人0.170.050.170.30豊田東環状線38.8%3.9 人0.620.550.670.66土橋・トヨタ記念病院線25.9%5.3 人0.540.430.310.88上郷・若林線7.9%1.1 人0.100.020.160.12 こちらが基幹バスの結果を並べたものです。赤枠で囲ったところは豊田市の評価基準をクリアしている路線です。ただ、これは市の本格的な評価ではなく、昨年度、豊田市が最新のデータを使って仮に評価値を算出した結果です。 今回の分析では豊田東環状線、土橋・トヨタ記念病院線の効率値が高く、効率性がよいという結果でしたが、市の評価では評価基準はクリアしていません。逆に、中心市街地玄関口バス、さなげ・足助線、稲武・足助線は市の評価基準はクリアしているものの、効率性が高くありません。こういった違いも出てきています。 ― 21 ―
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