平成25年度 研究成果報告会開催記録
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Integrated Safety安全安全への取り組みへの取り組み 「交通死傷者ゼロ」へ向けたアプローチとして、 「クルマ」だけの取り組みではなく、教育やマナー に代表される「人」の取り組み、道路構造や信号機 などの「道路環境」の取り組み、その3つを合わせた「三位一体の取り組み」。実際に発生した事故を調査分析した技術開発である「実安全の追求」が重要と考えています。 Integrated SafetyレーダークルーズコントロールインテリジェントパーキングアシストG-BookG-Linkブラインドコーナーモニターナビ協調システムバックガイドモニター車線逸脱警報車間距離警報インフラ協調システムプリクラッシュセーフティシステム後方プリクラッシュセーフティシステムVDIMブレーキアシストVSCABSシートベルトエアバッグGOAヘルプネット統合安全コンセプト統合安全コンセプト情報提供・運転負荷軽減警報・事故回避操作支援被害軽減乗員保護救命予防安全プリクラッシュセーフティ衝突安全衝突衝突パーキング救助レーンキーピングアシスト 統合安全コンセプトは、様々な運転シーン、パーキング、予防安全、プリクラッシュ、衝突安全、救助に対応した安全技術を開発して安全性を向上し、さらに各安全技術を個々に働かせるだけでなく、連携させることにより更に安全性を向上させていく考え方です。 Integrated Safety2.83.83.93.94.44.54.55.15.25.35.45.55.96.76.87.17.37.67.98.28.49.68.98.99.71111.6121212.902468101214日本(2015)イギリススウェーデンオランダノルウェイ日本スイスドイツフィンランドアイスランドアイルランドデンマークスペインオーストラリアフランスイタリアカナダ(2008)オーストリアポルトガルハンガリースロベニアチェコベルギー(2008)ニュージーランドルクセンブルクアメリカ合衆国スロバキア(2007)ポーランド韓国ギリシャ政府目標(第9次交通安全基本計画)目標達成の場合政府目標では、政府目標では、20152015年までに年間年までに年間死者数死者数30003000人以下を達成し、人以下を達成し、世界で最も交通事故死者の少ない国を目指す世界で最も交通事故死者の少ない国を目指す<人口10万人当たり死者数>*IRTAD資料による*()を除き、数値は2009年■交通事故の政府目標交通事故の政府目標 これは、交通事故の政府目標を示しています。人口 10 万人あたり死者数では、日本は先進国の中でも事故が少ないことが分かります。政府目標では2015 年までに人口10 万人あたりの年間死者数を3,000 人に減らし、世界一安全な道路交通を目指しています。 Integrated Safety(出典:警察庁交通局「平成21年の交通事故の発生状況」)交通事故死者数、死傷者数の推移(日本)交通事故死者数、死傷者数の推移(日本) 日本の交通事故の発生状況です。様々な施策により、 減少してきており、更なる努力で安全な道路交通へ向けた取り組みが重要になると考えています。 Integrated SafetyH10年⇒H23年死者数の割合では、65歳以上の割合が15%も増加(16-26歳は半減)死者数の割合死者数の割合(日本)(日本)歩行中の割合は年々増加し、最も多い。年齢別死者数の割合年齢別死者数の割合状態別死者数の割合状態別死者数の割合歩行中死者数の年齢別割合歩行中死者数の年齢別割合15歳以下16-2425-2930-3940-4950-5960-6465歳以上67%020406080100%歩行中37%自転車乗用中二輪車(原付含)自動車乗車中32%020406080100%H11H13H15H17H19H21H2365歳以上49%60~64歳55~59歳50~54歳45~49歳40~44歳35~39歳30~34歳25~29歳20~24歳16~19歳13~15歳7~12歳6歳以下H14H16H18H20H22H24(H24 ITRDA゙事故データより) このグラフは年齢別の死者数の割合を表していま ― 5 ―

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