平成23年度 研究成果報告会開催記録
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トリプル・ボトム・ラインによる評価社会居住地の生活環境質環境環境負荷排出量(特にCO2)経済都市域を維持するために必要な費用土地豊かな緑 豊田は豊かな緑があって、それらの中に都市があるという位置づけですので、こういう形の中に森林の維持も必要ではないかと思うのです。 豊田市の基本姿勢「ハイブリッド・シティとよた」の特徴である「交通」「産業」「森林」3分野の融合 「ハイブリッド・シティとよた」の3本柱の森林をもう少し取り入れた形で都市構造を見ていただきたい、要は3分野の融合の中で、豊田ならではの都市構造の分析も必要ではないかということです。 •カシコイ車の使い方によるCO2削減•MMによる公共交通促進•太陽光発電•再生可能エネルギー•旭木の駅プロジェクト•スマートエネルギー•森林の特徴である,カーボンニュートラル,カーボンオフセットを融合今後 3つの研究発表には、かしこい車の使い方だとか、太陽光なり、再生可能エネルギーの話もありました が、「旭木の駅プロジェクト」のような小さな活動で地域を活性化する、もしくは、間伐材の有効利用する仕組みも芽生えてきているようですので、こういうものを地域全体に発展させながら、豊田市の森林の活用を交通分野も含めた中に進めることが必要になってくるのではないかと思います。 最後に研究所の役割(1)広義の都市交通の研究(2)交通まちづくりの実践(3)世界への情報発信と貢献•発表先(論文集・雑誌・学会):前年比=3増(17→20)•発表編/件数:前年比=15増(22→37) 最後に、研究所はこの3本柱において非常に大きな活躍をされていると個人的に感じています。研究発表先が17から22に、発表件数は22から37に増えているとのことです。部長は倍増をというお話をされましたが、十分過ぎるぐらいの活躍をされているのではないかと思っています。他機関と比較しましても、かなりハイレベルにあります。次年度は倍増といわれると、研究員の方も大変ではないかと思うのです。発展をお祈りしたいところですが、もう少し質の部分でも充実していただけると、今のレベルでも十分という気がします。以上、私の講評にかえさせていただきます。ありがとうございました。 41
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