平成23年度 研究成果報告会開催記録
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ばいけないという姿勢でしたが、我々と一緒に取り組みをしている部署が、駐車場を配分する基準を厳しくして総量を減らそうという動きに出まして、それが実現したということです。 こういった活動の結果、交通の状況がどうなったかというのも見ていく必要はありますが、交通の実態は社会情勢、経済情勢に非常に大きく左右されますので、なかなか目に見える効果が出にくいです。 21••社会経済情勢などの様々な影響があるが、概ね、渋滞は緩和社会経済情勢などの様々な影響があるが、概ね、渋滞は緩和されてきた傾向が見うけられる。されてきた傾向が見うけられる。4.四郷町与茂田(国道419号下り)朝ピーク0200400600800100012002005年10月2006年10月2007年10月2008年10月2009年2月2009年10月2010年10月0510152025303540最大事象長 (m)平均事象長 (m)発生回数 (回)(m)(回)4.四郷町与茂田(国道419号下り)夕ピーク0200400600800100012002005年10月2006年10月2007年10月2008年10月2009年2月2009年10月2010年10月0510152025303540最大事象長 (m)平均事象長 (m)発生回数 (回)(m)(回)対策を実施した会員事業所近隣の渋滞状況は・・・対策を実施した会員事業所近隣の渋滞状況は・・・4.四郷町与茂田(国道419号上り)朝ピーク0200400600800100012002005年10月2006年10月2007年10月2008年10月2009年2月2009年10月2010年10月0510152025303540最大事象長 (m)平均事象長 (m)発生回数 (回)(m)(回)4.四郷町与茂田(国道419号上り)夕ピーク0200400600800100012002005年10月2006年10月2007年10月2008年10月2009年2月2009年10月2010年10月0510152025303540最大事象長 (m)平均事象長 (m)発生回数 (回)(m)(回)(JARTIC渋滞統計システムを用いて集計) これはある事業所の近隣交差点の、左側が朝の渋滞状況、右側が夕方の渋滞状況です。緑の線が渋滞発生回数で、赤い線が最大渋滞長、青いのが平均渋滞長です。朝の渋滞がだんだん減ってきています。おおむね減ったような印象があるという実態です。 225.運営課題と新たな展開に向けた方針5.運営課題と新たな展開に向けた方針5.運営課題と新たな展開に向けた方針••提出は事務局除く提出は事務局除く2121事業所事業所中、中、99事業所。事業所。••具体的な目標設定ができな具体的な目標設定ができない、積極的に取り組めないい、積極的に取り組めない事業所あり。→事業所あり。→既にできる既にできる限りの対策を実施済みの事限りの対策を実施済みの事業所や、社内運営陣の理解業所や、社内運営陣の理解が得られない事業所も。が得られない事業所も。••エコミュートの冊子やポスエコミュートの冊子やポスターの活用はある程度されターの活用はある程度されていた。ていた。••比較的小規模な事業所で具比較的小規模な事業所で具体的な対応がある。体的な対応がある。••新しく参加した事業所に積新しく参加した事業所に積極的な姿勢がみられる。極的な姿勢がみられる。「エコ通勤実践目標管理「エコ通勤実践目標管理シート」を眺めてみるシート」を眺めてみると・・・と・・・ 最後に、運営課題と新たな展開に向けた方針です。 各社の実態を把握するために、エコ通勤実践目標管理シートを出していただいています。事務局を除く21事業所のうち、9事業所が提出してくれました。半分以下です。具体的な目標設定ができない、積極的に取り組めない、既にできる限りの対策は実 施済み、社内運営陣の理解が得られないといった意見がありました。そんな中で、エコミュートのポスターや冊子は十分活用できたと思います。こういった実態だったということです。 23‣今年度の活動のために提出を依頼した管理シートの提出率、会議の出席率ともに低調。→参加意欲ある事業所と無い事業所の格差大‣発会当時の趣旨である「事業所自らが主体となって積極的にエコ通勤に取り組む姿勢」を持った事業所が減少している。→今以上に社内展開できない、経済情勢・震災対応でそれどころではない?‣会に参加するメリットがなくなった。→先行する事業所は既に手を尽くし、社内展開できない事業所は身動きとれず・・・‣エコミュートの活用はある程度なされ、一般市民への訴えかけのツールとしても必要と考える。‣今年度の活動のために提出を依頼した管理シートの提出率、会議の出席率ともに低調。→参加意欲ある事業所と無い事業所の格差大‣発会当時の趣旨である「事業所自らが主体となって積極的にエコ通勤に取り組む姿勢」を持った事業所が減少している。→今以上に社内展開できない、経済情勢・震災対応でそれどころではない?‣会に参加するメリットがなくなった。→先行する事業所は既に手を尽くし、社内展開できない事業所は身動きとれず・・・‣エコミュートの活用はある程度なされ、一般市民への訴えかけのツールとしても必要と考える。【現状の考察】‣会の方針、運営方法について、根本的な見直しが必要。‣会の方針、運営方法について、根本的な見直しが必要。エコ通勤をすすめる会の運営課題エコ通勤をすすめる会の運営課題 現状の考察ということで整理しますと、このような課題があげられます。 管理シートの提出率、会議への出席率も実は非常に低調で、参加意欲のある事業所とない事業所の格差が大きくなってきています。TDM研究会のデジャブのような印象もあります。会を立ち上げた当時の趣旨である「事業所自らが主体となって」という姿勢を持った事業所が減ってきています。今以上には社内で展開できない、震災もありましたし、経済情勢もありますので、それどころではない、こんな状況も見えてきます。会に参加するメリットがなくなってきたと。先行する事業所は既に手を尽くしているし、一方、社内展開できない事業所は身動きがとれないということです。 24••すすめる会への参加のインすすめる会への参加のインセンティブとなるような内容センティブとなるような内容の充実の充実→→事務局の努力、事務局の努力、主力会員の企画参画主力会員の企画参画••少数精鋭を目指したが、方少数精鋭を目指したが、方向転換すべき向転換すべき→→会員数は会員数は多い方が社会的インパクト多い方が社会的インパクトありあり••小規模事業所の方が積極小規模事業所の方が積極的に活動しやすい的に活動しやすい→→経営経営者の直接参加で具体的方策者の直接参加で具体的方策に取り組める事業所に取り組める事業所••小規模事業所を中心に、新小規模事業所を中心に、新規会員事業所の募集規会員事業所の募集→→会会員事業所数を増やす員事業所数を増やす••積極的に参加できない事業積極的に参加できない事業所はエコミュートの展開に参所はエコミュートの展開に参画画→→年に1度は「総会」の年に1度は「総会」のような形を想定ような形を想定新たな展開に向けた改編の検討(現在進行中)新たな展開に向けた改編の検討(現在進行中) ということで、会の方針や運営方法について、少 29
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