平成23年度 研究成果報告会開催記録
32/63

- 1510推進体制の特徴推進体制の特徴推進体制の特徴【【行政主導ではなく行政主導ではなく「共働」「共働」】】••事業所に「当事者意識」を醸成する事業所に「当事者意識」を醸成する→→事業所が主体的に対策を検討。事業所が主体的に対策を検討。••まずは事業所内での推進体制を整えるためにまずは事業所内での推進体制を整えるために→→トップダウンが推進を加速する。トップダウンが推進を加速する。→→商工会議所の声は企業トップに届きやすい。商工会議所の声は企業トップに届きやすい。【【専門組織の参画専門組織の参画】】••最新情報の収集、推進のノウハウ、調査・分析、学会最新情報の収集、推進のノウハウ、調査・分析、学会等への情報発信・情報収集等への情報発信・情報収集→→TTRITTRIにとって「実践的研究の場」にとって「実践的研究の場」→→コンサルタント、コンサルタント、NPONPOの活用の活用 推進体制の特徴としては、「行政主導ではなく『共働』」。事業所に当事者意識を醸成していただくことです。決して市がやっている活動のおつきあいではないという意識を持っていただきたいと考えています。事業所が主体的に対策を検討していくこと。それから、事業所のトップから、要は経営陣にこの活動を理解していただかないと進まないということで、商工会議所から声を発信するようにしています。我々が言うより、市が言うよりも企業のトップに届きやすいのかなということです。 これは手前味噌ですが、「専門組織の参画」ということで、豊田市の場合は私どもが関わっていますが、コンサルタントやNPOが参画して、情報発信・情報収集していくことが効果的だろうということです。 11(株)サギサカ(株)サギサカ会員事業所の所在地会員事業所の所在地会員事業所の所在地資料:豊田市バスマップトヨタ紡織(株)トヨタ紡織(株)大豊精機(株)トヨタテクニカルディベロップメント(株)プライムデリカ(株)大豊精機(株)トヨタテクニカルディベロップメント(株)プライムデリカ(株)トヨタ生活協同組合トヨタ生活協同組合大豊工業(株)大豊工業(株)(株)ユーネットランス(株)ユーネットランストヨタ車体(株)トヨタ車体(株)愛知環状鉄道(株)名古屋鉄道(株)名鉄バス(株)愛知環状鉄道(株)名古屋鉄道(株)名鉄バス(株)豊栄交通(株)豊栄交通(株)豊田市役所豊田商工会議所豊田都市交通研究所豊田市役所豊田商工会議所豊田都市交通研究所あいち豊田農協ジャスコ豊田店とよしんビジネス(株)豊田信用金庫(株)山田屋あいち豊田農協ジャスコ豊田店とよしんビジネス(株)豊田信用金庫(株)山田屋凡例凡例一般事業所一般事業所交通事業者公共団体等交通事業者公共団体等トヨタ自動車(株)トヨタ自動車(株)(株)ネット・フレンズ(株)ネット・フレンズ(株)小野組(株)小野組 これは豊田市の地図ですが、こういった事業所に今、メンバーとして参加していただいています。 123.「すすめる会」の活動と「エコミュート」3.「すすめる会」の活動と「エコミュート」3.「すすめる会」の活動と「エコミュート」エコ通勤している理由・公共交通利用の環境が整っている。・自転車が最速、かつ雨なら公共交通使える。・徒歩、自転車の楽しさ。・公共交通に慣れている。・時間が正確。エコ通勤していない理由・公共交通が不便。・クルマ以外、頭にない。・クルマに慣れている。・雨や荷物があると、クルマが便利。・業務でマイカーを使う。・メリットがない。【エコ通勤している人・していない人のワケ】エコ通勤の障壁・社内のエコ通勤への意識がまだまだ低い。・勤務が深夜に及ぶ。・クルマの方が通勤手当の負担が少ない。・業務用車両が不足。・駐輪場や更衣室未整備。・クルマ通勤の環境を整えている。【事業所としての問題】なぜエコ通勤すべきか?・駐車場の確保ができない。・近隣住民への迷惑問題。・法人としての環境への取り組み。公共交通の実態・バスが不便(便数、路線、時間帯、運賃)。・バス路線の存在を知らない人が多い。・バスは遅れる。・運賃が高い。どうしたら促進できる?・従業員のメリット、会社のメリットを。・従業員の自主性→意識改革を促すPRが必要。・公共交通を使いやすくする(便数、路線、時間帯、運賃)。事業所として、何ができるか?〔第4回「すすめる会」までの宿題→持ち帰って検討〕エコ通勤している理由・公共交通利用の環境が整っている。・自転車が最速、かつ雨なら公共交通使える。・徒歩、自転車の楽しさ。・公共交通に慣れている。・時間が正確。エコ通勤していない理由・公共交通が不便。・クルマ以外、頭にない。・クルマに慣れている。・雨や荷物があると、クルマが便利。・業務でマイカーを使う。・メリットがない。【エコ通勤している人・していない人のワケ】エコ通勤の障壁・社内のエコ通勤への意識がまだまだ低い。・勤務が深夜に及ぶ。・クルマの方が通勤手当の負担が少ない。・業務用車両が不足。・駐輪場や更衣室未整備。・クルマ通勤の環境を整えている。【事業所としての問題】なぜエコ通勤すべきか?・駐車場の確保ができない。・近隣住民への迷惑問題。・法人としての環境への取り組み。公共交通の実態・バスが不便(便数、路線、時間帯、運賃)。・バス路線の存在を知らない人が多い。・バスは遅れる。・運賃が高い。どうしたら促進できる?・従業員のメリット、会社のメリットを。・従業員の自主性→意識改革を促すPRが必要。・公共交通を使いやすくする(便数、路線、時間帯、運賃)。事業所として、何ができるか?〔第4回「すすめる会」までの宿題→持ち帰って検討〕••これまでにこれまでに1010回の会議を開催回の会議を開催••他都市事例の勉強、グループディスカッションによる問題、他都市事例の勉強、グループディスカッションによる問題、課題の抽出課題の抽出••各事業所が対策案を検討(各事業所が対策案を検討(対策案検討シートの作成対策案検討シートの作成))••会員である交通事業者から会員である交通事業者から、公共交通利用策の、公共交通利用策の提案提案「第4回すすめる会」でのグループディスカッションの様子と討議結果 「エコ通勤をすすめる会」の活動としましては、平成20年12月からの3年間で会議を10回開催し ました。こういった形でグループディスカッションを行って、問題課題を洗い出したり、あるいは、会員になっている交通事業者から、公共交通利用策の提案をしていただいたり、こういったことをやってきました。 13事務局からの対策メニュー提示(自転車共同利用)事務局からの対策メニュー提示(自転車共同利用)事務局からの対策メニュー提示(自転車共同利用)••鉄道駅端末交通としてシェアリング鉄道駅端末交通としてシェアリングH21H21年度「コンビ年度「コンビデデケッタ」ケッタ」:駅へのアクセス・イグレス手段とし:駅へのアクセス・イグレス手段として共同利用(個人利用)て共同利用(個人利用)。。••事業所が主体となって自転車を活用事業所が主体となって自転車を活用H22H22年度「駅から自転車」:業務利用も含め、事業所で自転車年度「駅から自転車」:業務利用も含め、事業所で自転車を管理しながら共同利用する仕組みの検証。を管理しながら共同利用する仕組みの検証。 Aさん自宅から駅へ (7:00) Bさん駅から会社へ (7:30) Bさん会社到着 (7:45) Aさん駅到着 (7:15) Aさんは7:15頃の電車に乗り通勤先の駅へ向かう、Bさんはこの駅へ7:30頃に到着 Bさん駅到着 (18:45) Bさん会社から駅へ (18:30) Aさん駅から自宅へ (19:00) Aさん自宅到着 (19:15) Bさんは18:45頃の電車に乗り自宅の最寄駅へ向かう、Aさんはこの駅へ19:00頃に到着 <帰宅時のイメージ><出勤時のイメージ>出勤時の逆※H21年度は「あいちエコモビリティライフ促進モデル事業」として、H22年度は「公共交通利用促進モデル事業」として実験を実施。H21年度「コンビデケッタ」の実施イメージ これも冒頭の安藤部長からの報告にありましたが、愛知県の「あいちエコモビリティライフ促進モデル事業」や「公共交通利用促進モデル事業」に位置づけていただきながら、「エコ通勤をすすめる会」が実施主体となって、鉄道の端末交通、先ほど原さんがおっしゃっていた最後のワンマイルに、非常にアナログ的ではありますが、自転車を活用しようという取り組みを実施しています。これは事務局から事業所に提供したメニューです。 26

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る