平成23年度 研究成果報告会開催記録
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するインセンティブ、通勤手当が出されたことによるものでしたので、そのようなインセンティブをいかにつくっていくかというのが非常に重要であると分かります。 一方で、課題も見えてきました。自転車が使いにくい雨天時には約8割の方が他の代替手段を利用されました。また、女性の方の場合、夜遅い帰宅時は利用を控えたということです。 85.0%12.8%14.1%14.6%8.5%7.0%3.3%3.4%5.9%3.8%7.1%2.5%6.5%14.6%14.9%18.3%5.6%7.0%10.0%8.0%6.5%7.5%7.4%6.8%10.0%7.8%4.1%5.3%6.5%6.0%4.8%6.8%5.8%13.4%11.5%14.1%7.7%14.4%8.5%2.6%5.0%7.4%3.8%11.5%8.0%2.2%3.3%7.1%1.3%3.2%3.3%13.5%0%20%40%60%80%100%見学者(選択数340)i-REAL試乗者(選択数398)見学者(選択数269)Winglet試乗者(選択数323)i-REALWinglet構成比中心市街地内での短距離移動中距離の通勤中山間地での生活交通都市と周辺での業務交通観光地での周遊自宅から最寄り駅までの移動(通勤・通学等)日頃の近所での買物日頃の近所の医院・病院への通院自宅から豊田市駅周辺の中心市街地への交通手段建物内の移動障がい者や高齢者の移動支援従来よりも行動範囲を拡げる新しいシニアカーとしての活用公共交通(電車・バス)で出掛けた先の駅・バス停から目的地までの移動手段52.6%93.5%46.9%70.1%21.8%36.8%4.3%40.6%8.0%12.5%2.2%10.5%0%20%40%60%80%100%見学者(サンプル数57)i-REAL試乗者(サンプル数92)見学者(サンプル数64)Winglet試乗者(サンプル数87)i-REALWinglet構成比問題なく運転できそう/問題なく運転できた運転するのは難しそう/運転するのは難しかったわからない/どちらでもない5(2)パーソナルモビリティ「PMV」の導入に関する調査(交通イノベーションに関する調査)5(2)パーソナルモビリティ「PMV」の導入に関する調査(交通イノベーションに関する調査)・見学者: H22/10/2~15・Winglet試乗:10/2, 3, 10, 15 ・i-REAL試乗:10/2, 3, 9, 10 性別男性女性合計(人)(%)(人)(%)(人)(%)見学者4060.6%2639.4%66100%i-REAL試乗者5156.0%4044.0%91100%Winglet試乗者6878.2%1921.8%87100% 2つ目は、パーソナルモビリティ(PMV)の導入に関する調査です。 先ほど原室長の特別講演の中で話がありましたように、パーソナルモビリティは短距離の新しい交通手段として最近、大変注目されています。 昨年10月、Winglet(ウィングレット)とi-REAL(アイ・リアル)をトヨタ自動車さんに提供していただきまして、豊田市内で試乗体験会を行いました。約180名の方に試乗体験していただきました。 そのときに実施したアンケート調査の中から、交通まちづくりの観点から、パーソナルモビリティをどのような場面で使いたいかという質問だけご紹介しますと、中心市街地内での短距離移動、観光地での周遊、建物内の移動、あるいは、障がい者や高齢者の移動支援、従来よりも行動範囲が広がる新しいシニアカーとしての活用、これらの項目に大変期待が寄せられているという結果が得られています。 また、特にWingletは見た目が危ないとか、運転しにくそうといったご心配があるかと思いますが、i-REALを「問題なく運転できた」と答えた試 乗者は「問題なく運転できそう」と答えた見学者の倍、Wingletを「問題なく運転できた」と答えた試乗者は「問題なく運転できそう」と答えた見学者の1.5倍となっていることから、試乗していただければ、操作性に関する評価は好転するのではないかと 思われます。 95(3)井郷地域交通事故発生状況等調査5(3)井郷地域交通事故発生状況等調査交通安全対策代替案業務成果報告会事故発生状況等道路交通状況現状説明会現地調査 3つ目は、井郷地域交通事故発生状況等の調査です。交通安全系のものです。 最近、豊田市内では交通安全に対する注目度が上がっています。昨年、当研究所は井郷地域に入って、事故の発生状況や道路交通状況の調査、説明会の開催、現地調査等々を経て、最終的に井郷地域に対して交通安全対策代替案を提示させていただきました。 ただ、代替案を実行するには大変時間がかかりますので、それまでの啓発として、このようなA3の「井郷地域交通危険箇所マップ」を作成し、井郷地域全世帯に配布しています。交通安全意識の啓発に貢献できればと考えています。 105(4)PHV試乗実態及びアンケート結果の集計と課題の整理業務3ヶ月間で238回利用5(4)PHV試乗実態及びアンケート結果の集計と課題の整理業務3ヶ月間で238回利用太陽光発電システム及びPHVの導入について:96人回答・PHV・太陽光発電の導入:H22年3月~・PHV一般試乗:都心の3ヶ所・7台/充電施設・試乗分析対象期間:H22/10/1~12/2847106801020304050607080①購入意向がある②購入意向がない③わからない(人)系列10%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%男女④その他③駅からの交通手段として②PHVに一度乗ってみたかった①環境問題に関心がある発電電力量435.8750.01000.1818.0779.3796.8654.7430.5352.3250.80.0200.0400.0600.0800.01000.01200.02010年3月2010年4月2010年5月2010年6月2010年7月2010年8月2010年9月2010年10月2010年11月2010年12月(Kwh)発電電力量0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%男女70歳超60~70歳50~60歳40~50歳30~40歳20~30歳 14
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