平成21年度 研究成果報告会開催記録
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でもいい」と。こういう情報を提供して、考えていただくようにしています。次は、公共交通マップです。「バス路線はこんなところを走っていますよ」「時刻表はこういうことになって、先の鉄道との乗り換えはこれぐらいの時間でできますよ」「そもそもバスはここで乗れるんですよ」といった情報をご提供して、実際に考えていただく機会をつくっています。 こういった情報提供をした上で、アンケートの中で、「あなたがエコ通勤をしようと思ったら、どのようにされますか」と投げかけて、実際に考えていただいたり、「エコ通勤をできるところから実践してみてください」というお願いをしたりしています。 以上のようなことを、トヨタ紡織様の猿投工場と藤岡工場を対象に今年2月18日に行っています。アンケートと資料は4,258部配布しまして、4,009部返ってきています。回収率94%という、かなり高い率でしたので、我々も驚きました。従業員の皆様の意識の高さの表れかと思っています。 結果として、どれぐらいの効果があったのかということを把握するために、3種類の調査を行っています。1つ目、通勤バスの利用状況の調査。先ほど地図でお示ししましたように、鉄道駅から少し離れているため、エコ通勤をしようと思うと、通勤バスを利用することになるからです。2つ目、近隣交差点交通量調査。エコ通勤に転換する人が増えれば増えるほど、車の台数が減るはずだからです。3つ目、通勤に対する意識調査(アンケート)。意識、通勤の問題点を把握します。13公共交通マップ路線・乗り方・停留場等を掲載14アンケート行動計画作成の質問や、エコ通勤実践の依頼を行っている15プロジェクトの概要対象事業所トヨタ紡織株式会社猿投工場・藤岡工場アンケート配布日平成21年2月18日(水)配布・回収状況配布数:4,258部回収数:4,009部回収率:94%高い回収率!16プロジェクトの効果把握のための調査通勤バスの利用状況調査近隣交差点交通量調査通勤に対する意識調査(アンケート)エコ通勤に対する意識や、通勤の問題点、通勤の実態等を把握
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