平成19年度 研究成果報告会開催記録
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41排出量の変化がどうなったかということを皆さんにお伝えして、「こんなによくなったんだ」とお見せしながら、行動の変化を求めていきました。この辺りは昨年度の研究発表会でも報告させていただきました。さらに、どんな情報が効果的かということで、昨年度は皆さんに歩数計をお配りして、歩行量の変化を見ていただきました。その分析結果を中心に報告させていただきます。「チャレンジECO通勤」取り組みの概要「チャレンジ「チャレンジECOECO通勤」取り組みの概要通勤」取り組みの概要••一連の事業を一連の事業をNEDONEDO補助事業とし補助事業として実施。(岡崎・瀬戸・春日井・豊て実施。(岡崎・瀬戸・春日井・豊田・環境創造研究センターとの共田・環境創造研究センターとの共同事業)同事業)••WebWeb上での上でのTFPTFP支援システムを一支援システムを一般事業所に公開。般事業所に公開。••商工会議所を通して、取り組みへ商工会議所を通して、取り組みへの参加勧誘。の参加勧誘。••事業所担当者に対し、「事業所担当者に対し、「ECOECO通勤通勤セミナー」を実施。セミナー」を実施。••登録者に歩数計を無償配付し、登録者に歩数計を無償配付し、WebWeb上の記録簿に交通行動に加上の記録簿に交通行動に加えて歩数を記録させた。えて歩数を記録させた。••1212月月44~~88日を「強化週間」とし、評日を「強化週間」とし、評価のためのデータを収集。価のためのデータを収集。※※H17H17年度は、事業所を通して個人年度は、事業所を通して個人単位での参加。行動変容の動機単位での参加。行動変容の動機付け情報は、付け情報は、CO2CO2削減量のみ。削減量のみ。チャレンジECO通勤セミナー従 業 員事 業 所事 務 局1. 参加意思の表明(Fax等)参加予定者数申告チャレンジECO通勤支援(Web-TFP)システム稼働参加従業員へ事業所コードとパスワード提示4. 歩数計配付従業員へ説明・参加呼び掛け3. 従業員参加登録(インターネット)登録時アンケート5. チャレンジECO通勤への取り組み支援システムに記録各自のECO通勤による効果の把握従業員の実施状況確認・ECO通勤実施の呼びかけ・ 部署毎の評価などアンケート調査等実施評価分析評価分析結果の提供7. 取り組みの継続・拡大6. 重点取り組み期間(12月4~8日)・ECO通勤の重点実施と記録・ アンケート調査への回答2. システムへ事業所参加登録(インターネット)事業所コードとパスワード発行「チャレンジECO通勤」Web-TFPシステム「チャレンジ「チャレンジECOECO通勤」通勤」WebWeb--TFPTFPシステムシステム••事業所が主体となって活用できるシス事業所が主体となって活用できるシステムとして一般公開。テムとして一般公開。••ECOECO通勤計画作成により、効果確認。通勤計画作成により、効果確認。→→ECOECO通勤の実施通勤の実施••動機付け情報として、動機付け情報として、CO2CO2排出量、歩行排出量、歩行量をグラフで提示。量をグラフで提示。 「チャレンジECO通勤」取り組みの概要です。少し見にくくて申し訳ありません。昨年度は、岡崎、瀬戸、春日井、豊田、名古屋の環境創造研究センターとの共同事業ということでNEDOから補助をいただいて実施しました。ウェブ上でTFP支援システムを一般事業所に公開して、商工会議所さんを通して参加を勧誘していきました。事業所担当者に対してECO通勤セミナーを実施し、説明しました。登録者に歩数計を配布し、ウェブ上に交通行動を記録してもらいました。特に12月4日から8日を強化週間としまして、評価のためのデータを収集していったということです。300ぐらいの事業所に声をかけて、43の事業所がECO通勤のセミナーを聞きに来てくださり、最終的に37事業所が登録してくださいました。 このようなウェブの画面を使って、普段車で通っている方が車以外の交通手段を使ったとか、あるいは、時差出勤をしたとか、相乗りしたとか、そういうことを記録していただきます。記録すると、CO2がどれだけ減ったとか、歩行数がどれだけ増えたとか、そういったことがグラフで見られるようになっています。強化週間(5日間)の取り組み実績強化週間(5日間)の取り組み実績強化週間(5日間)の取り組み実績••システムへの登録者はシステムへの登録者は1,2561,256人。う人。うち、ち、640640人が強化週間中に人が強化週間中にECOECO通通勤を実施。勤を実施。••一日平均約一日平均約480480人が人がECOECO通勤を実通勤を実施し、施し、CO2CO2削減率は5日間平均で削減率は5日間平均で26.3%26.3%、歩行数は男女平均で、歩行数は男女平均で1.381.38倍倍(通勤時のみの歩行数は(通勤時のみの歩行数は1.691.69倍)に倍)に増加。増加。12月4日12月5日12月6日12月7日12月8日合計交通手段変更2442722762562201,268時差出勤167169160167152815相乗り22293630371544334704724534092,2374655025044854412,3971,2561,2561,2561,2561,2566,28037.040.040.138.635.138.216032323232登録者数(③)ECO通勤実施率(①+②)/③(%)ECO通勤継続者(②)(日々入力省略)32日 付ECO通勤実施者(①)ECO通勤者合計(①+②)24.326.629.024.826.905001,0001,5002,0002,5003,00012月4日12月5日12月6日12月7日12月8日0.05.010.015.020.025.030.0自動車通勤時のCO2排出量 (g-Co2)ECO通勤時のCO2排出量 (g-Co2)CO2削減率(%)(%)(千g-Co2)5,3344,9675,2537,2866,9847,22602,0004,0006,0008,00010,000男性女性合計1人あたりの1日歩数(歩)自動車通勤ECO通勤 強化週間5日間の取り組みの実績です。この時点のシステム登録者1,256名のうち640名が強化週間中にECO通勤を実施してくださいました。1日平均480人がECO通勤を実施しています。CO2削減率は5日間平均で26.3%、歩行数は男女平均で1.38倍になっています。通勤時のみの歩行数ですと、1.69倍です。車だけで通勤していると、いかに歩行数が少ないかが分かります。ECO通勤実施の動機に関する考察です。まず、登録時にアンケートをとっています。地球温暖化防

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