平成18年度 研究成果報告会開催記録
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--80思います。中心市街地の活性化が実現したら、また新しい課題が増えてくると思います。今から対応を検討すべきだと思います。・名古屋市の自宅から豊田市内へ通勤しておりますが、ロードサイドの賑わいに比べ駅前の賑わいが少ないように感じられます。公共交通の利用者を増やす為には、駅周辺の活性化は重要な施策と考えます。駅前の活性化は短期間のうちに強力に推進していただきたいと思います。最近、飲酒運転の問題がマスコミを賑わせていますが、このような状況を追い風にして、公共交通の充実を更に進めていただければと思います。・関西でもモビリティー・マネジメントの機運が高まっており、今回のご発表は大変参考になりました。その中で1人乗り自動車運動削減が課題となっており、質問した次第です。交通不便地域は除き、地方都市→大都市中心部への通勤(車)には対策が必要であると考えております。・愛知工業大学の小池先生の研究について、傷病者集中の対策ですが、予測グラフが収容力に対して必ずしも問題ではないように思います(病院側からの視点)。但し、交通という視点でみると、2次災害の可能性も考えられると思います。被災者としては、何処へ行けば早く治療が受けられるのかが重要であると思います。・自宅の最寄鉄道駅までかなりの距離がある。更に、自転車の盗難も多く、安心して電車通勤ができる環境にないのが現状。車を利用する人が多い背景には、軽犯罪の問題もあることを認識すべきである。・通勤時間帯(6:30~8:00)の貨物輸送用トラックの交通量が多い。トラックがせまい車線の交差点を走行すると、渋滞の原因となる。・社会実験の本格稼動には時間がかかるかもしれないが、是非事業化してほしい。・バスは、早朝から深夜まで、経路を増加、大型・中型・小型の使い方を検討すべきである。・さまざまな視点で調査されていて、参考になる部分が多くあった。・自転車横断帯を歩行者が優先的に通行することは、ヒューマンエラーにつながると思います。高齢者の住居移動に伴う人口増加などの要因を踏まえた交通機関の整備も必要だと考えます。横断信号の近代化・時間表示など、歩行者の視点に立った配慮が必要だと思います。問7.その他お気付きの点・ご意見等がありましたら、ご記入ください。・豊田市の市街地は暗すぎると思います。あかりのある町を検討してほしい。・交通問題調査を行っているが、通勤体験調査をすべきではないかと考えています。・モビリティマネジメントは、継続的な取組みが重要であると思います。・自転車や歩行者のための交通整備および政策実現を是非お願いします。最近、自転車を使うようになって、走りにくさを痛感しています。公共交通機関を利用してもらうためには、便利さ、環境問題も重要な視点ですが、「快適さ」もキーワードになると思います。例えば、渋滞も問題ですが、満員の通勤電車も問題です。新規路線の開発も勿論、現行路線の整備もお願いします。・設立10周年に比べ、大きく進化しているように感じられました。・豊田市民の交通問題意識について、当然、多くの市民には判っているが、今後どのようにどう働きかけ、解決(意識が変わってくる)しようとしているのかを明確にして欲しい。インターネットで市民意見を取るとか、市の広報などで募集してはどうか。・今後、高齢者・障害者の対策をどうするか。タクシー券配布だけでいいのか、100円~500円のミニバス(第3セクターで対応)、自転車専用道の整備、歩道は車椅子の利用もできるような整備を提言してほしい。
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