平成18年度 研究成果報告会開催記録
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--29してケーススタディーができないかと思っています。今、そういう方面の友人とも相談しています。社会実験といえば、信号をあれしたらどうだとか、車がどうだとか、いろいろあるんですが、市民参加という非常に重要な分野について、こういう手法をとることは意味があるのではないかと手前勝手に思っているわけです。 これは、去年の10月に行われた豊田市意識調査の1項目です。17問21 あなたは、市からのお知らせや市政についての情報を何から得ていますか。 豊田市民意識調査(H17/10)「あたなたは、市からのお知らせや市政についての情報を何から得ていますか」という質問に対して、「広報とよた」が86.6%です。一方、豊田市のホームページは9.9%で、まだ低い。この辺をどういうふうに増やしていくか。そういう意味での教育も含めてインフラづくりをしていかないと、そうでないと私の言っていることは絵に描いたもちになると思います。 これは「交通SNS(ソシャルネットワークサービス)の構築」とありますが、豊田市さんの推薦を受けて内閣府の地域再生計画に申請したものです。豊田市でこういうことをつくりたいから支援してくださいと頼んだわけです。間接情報によるといろいろの制約から、今回は残念ながら選定に漏れましたが、私はあきらめていません。行政とNPOが一体となって、学会とか、いろいろとご協力を得て、豊田市をケースにして、こういうインフラをずっとつくっていきたいと考えています(*)。そのための第一歩として、バスマップを素材にしてやったわけです。今後ともあきらめずにやりますので、引き続きご支援をいただきたいということで、どうぞITSプラットフォームに水をやりながら育ててくださいというお願いでございます。ご清聴ありがとうございました。19ご静聴ありがとうございました今後ともITSプラットフォーム21の活動にご理解・支援よろしく御願いします(*)備考その後、「SNSによる住民参加」の社会実験が東京都千代田区と新潟県長岡市で開始されようとしています。
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