平成17年度 研究成果報告会開催記録
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さんが安心して住み続けられるまちという部分での公共交通ということをどのように解決していくのかが重要です。 今回豊田市は合併したことで、中山間部やさらに遠いところまで市域が広がったわけで、地域的な理由も含めて、5㎞、10㎞の移動に対して、それぞれの地域の皆さんが暮らしていくために最適な公共交通サービスをどのようにして提供していくかが、本当に大きな課題だろうと思います。 また、交通安全はいつも最大の問題といいますか、これは都市交通に伴う根本的な問題です。それに対して、地域からの貢献も大きなポイントであると考えます。全体的には、さまざまな政策・計画に対して客観的な評価をした上で、新しい交通のシステム、あるいは主体的なプログラムの提案ということで、今後とも主要な都市交通研究をしていくということです。 今日は、そんな中から、昨年あるいは今年進めている研究を紹介します。大変短い時間ですが、質疑の時間等も設けていますので、ぜひご意見をいただければと思います。また、これからの私どもの研究に必要な方向についてもご意見をたくさんいただければ大変ありがたいと思います。今日ご参加の方の名簿を見ますと、国、県、地域の関係者だけではなく、地域の人、トヨタ自動車など企業の方々、豊田市の方々がたくさん来ておられます。また、大学の研究者や学生さんもいらっしゃるということですので、是非生産的な議論をしていただければありがたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。i-unitと見学者(ITS情報センター)交通事故状況の研究報告 研究所の位置づけITS世界会議名古屋出展
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