平成17年度 研究成果報告会開催記録
26/43

-16- 最後に、抜け道利用の対策についてですが、先ほど写真で示したように、少し構造を変えるだけで視覚的認知も変わるということ、また、利益追求により抜け道を利用する割合が高い、すなわち、抜け道を使うことで時間短縮ができるという意識のある人は抜け道を利用するということ、この辺をうまく融合させて対策ができないかと考えています。抜け道を使ってもそんなに時間短縮できない、得しないということをアピールしたり、抜け道かそうではないかを視覚的に分かりやすくするといった対策が考えられると思います。 今後の課題はこちらに示すとおりです。 以上で発表を終わります。ありがとうございました。今後の課題今後の課題•ドライバーの意識構造に基づく抜け道利用のメカニズムをさらに検討する。•ドライバーの心理に影響する道路構造要因を詳細に分析する。

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る