平成17年度 研究成果報告会開催記録
22/43
-12- 状況・経験に基づいてカテゴリ%n利用しない2.859よく・必ず利用41.14130たまに利用56.01177合計(100.00)316ノード 0カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用38.1269たまに利用61.88112合計(57.28)181ノード 1カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用24.1915たまに利用75.8147合計(19.62)62ノード 2カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用71.8846たまに利用28.1318合計(20.25)64ノード 3カテゴリ%n利用しない100.009よく・必ず利用0.000たまに利用0.000合計(2.85)9ノード 4抜け道利用頻度急いでいる時習慣的に利用しない抜け道利用の判断「習慣的に」抜け道を利用するドライバーカテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用87.5028たまに利用12.504合計(10.13)32ノード 7その他(特にないなど)カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用56.2518たまに利用43.7514合計(10.13)32ノード 8事故増加、交通流悪化カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用95.4521たまに利用4.551合計(6.96)22ノード 12自発的カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用70.007たまに利用30.003合計(3.16)10ノード 11非自発的抜け道の認知方法抜け道利用における問題意識「交通状況、経験に基づいて」抜け道を利用するドライバーカテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用50.4952たまに利用49.5151合計(32.59)103ノード 5カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用21.7917たまに利用78.2161合計(24.68)78ノード 6通勤,業務買物、帰宅、レジャーカテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用93.3314たまに利用6.671合計(4.75)15ノード 10カテゴリ%n利用しない0.000よく・必ず利用43.1838たまに利用56.8250合計(27.85)88ノード 9渋滞箇所の認知数10箇所以上10箇所未満、知らない抜け道利用時の行動目的とで、1位と2位を挙げてもらっています。1位として、「前方が渋滞しているとき」、「急いでいるとき」というのを挙げている割合が高くなっています。ところが2位まで含めると、「あらかじめ渋滞箇所を予測して抜け道を利用する」という人も多くなっています。これまでの経験に基づいて行動を起こしているということが分かります。 次に、一般的な抜け道利用の問題意識を聞きました。「交通事故が増加する」のではないか、「歩行者の安全性が低下する」、あるいは幹線道路との「合流点で交通流が悪化する」といった問題を挙げる人が結構いました。「特に問題はない」という人はほとんどいなくて、2%でした。ほとんどのドライバーが抜け道利用は危ないという問題意識を持っているにもかかわらず利用しているという現状が分かってきました。 今度は、抜け道利用頻度にかかわる要因を分析しました。デシジョン・ツリー分析という方法を使って、抜け道利用頻度による3つのグループ(利用しない、たまに利用、よく・必ず利用)が、どういったものと関連しているのかを見ています。これが抜け道利用頻度ですが、中央の緑の棒グラフが「よく・必ず利用する」という割合、右の青が「たまに利用する」割合、左の赤が「利用しない」という割合となっています。 この利用頻度はどのようにセグメント化されるかというと、抜け道利用の判断によって利用頻度が変わってきます。何も考えずに習慣的に利用し抜け道利用に対する一般的な問題意識抜け道利用に対する一般的な問題意識0%10%20%30%40%特に問題はないその他道路舗装のいたみ騒音の増大合流点での交通流の悪化歩行者の安全性低下交通事故の増加n=4232%ほとんどのドライバーが抜け道利用に対して問題意識を持っている抜け道利用頻度に関わる要因抜け道利用頻度に関わる要因•デシジョン・ツリー分析(Decision Tree Analysis)目的関数説明変数抜け道利用頻度(利用しない、たまに利用、よく・必ず利用)・個人属性・渋滞・抜け道箇所認知度・運転頻度・目的・抜け道利用に関する意識手法:CHAID有意水準:5%
元のページ
../index.html#22