平成17年度 研究成果報告会開催記録
17/43
-7- 交通、市街地活性化のための交通を具体的に援助していくことができれば、誰からも豊田都市交通研究所があってよかったと言われるのではないかと思います。そのためには、専門性に経験で磨きをかける研究員と市民・企業・行政の多様なリーダーとが切磋琢磨することが必要です。 先ほど説明のあった交通ビジョンがあるとすれば、そのビジョンを具体的にするには、例えば市街地の活性化をしようとしたときに、市街地の活性化に関して、千人ワークショップをやるような合意形成を図る専門家がいて、その人たちが市民・企業・行政の中で育ってくるリーダーと一緒にやっていくことができれば、非常にうまくいくと考えています。 率直に言うと、研究所はまだ少しパワーが足りないので、パワーアップも豊田都市交通研究所の1つの課題です。合意形成の専門家がいなければ、そういうことにたけたコンサルタントと一緒に仕事をすることで専門家を育て、札幌のまちづくりなどのノウハウを学んで、市民や企業、行政の中にも、そして豊田都市交通研究所の中にも専門家が育っていけば、お互い切磋琢磨してさらに上を目指すことができると思います。それは幾つもの局面でありそうだということです。豊田市を「交通モデル都市」に豊田市を「交通モデル都市」に•将来展望=研究所を核とした、市民・企業・行政とのネットワーク形成–子育て支援のための交通計画–医療サービス充実のための交通計画–企業活動支援のための交通計画–安全・安心のための交通計画–市街地活性化のための交通計画第三部展開専門性に経験で磨きをかける研究員と市民・企業・行政の多様なリーダーとの切磋琢磨
元のページ
../index.html#17