高齢ドライバーの人間特性と運転行動を考慮した危険事象の推定
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1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 RDE RDE (千kmあたり) 平均 SD 1.7 2.8 1.3 1.2 1.9 2.6 1.5 1.4 1.3 1.2 1.6 2.1 1.8 2.7 1.5 3.0 2.2 3.1 2.3 3.7 2.2 2.6 1.9 2.5 287 365 278 318 238 265 204 173 213 238 234 317 247 266 202 269 295 331 292 340 289 255 263 260 28 中央値 0.6 1.2 1.0 1.4 1.0 0.9 1.3 0.7 1.0 1.0 1.5 1.0 136 214 150 179 163 98 154 104 171 145 233 144 0-13 0-5 0-12 0-6 0-5 0-8 0-14 0-15 0-15 0-16 0-11 0-12 0-1225 0-1390 0-957 0-567 0-1218 0-1269 0-1063 0-1193 0-1216 0-1344 0-872 0-927 範囲 以上の結果から,データ収集時期の影響は,走行距離には認められるが,RDE件数には認められないことが示された.走行距離については,先行研究と同様に特に冬期の走行距離が短く,補償行動としての運転制限の作用であると考えられる.しかし,走行距離が短いということは,さまざまな交通環境への遭遇可能性が減少することを意味するため,それに伴ってRDEも減少すると予測される.ところが,本研究ではRDE件数に時期による有意差は認められなかった.これは,運転制限という方略がリスク低減に作用したことによりRDE件数が抑制されたためであると考えられる. 表 4-11 月ごとのRDE件数

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