高齢ドライバーの人間特性と運転行動を考慮した危険事象の推定
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年齢 性別 TMT Part A (秒) TMT Part B (秒) 静止視力 走行距離グループ 走行距離 (km) 2w 1m 3m 6m 12m 平均 男性34名/女性20名 SD 67.5 7.9 33.9 11.6 96.3 47.9 0.8 0.3-1.4 低群 (年間3,000 km未満) 8名/高群46名 0.3 306 151 654 324 1,971 985 3,927 1,975 7,815 3,922 13.7 2.0 9.8 5.0 23 中央値 12m 6m 3m 1m 68.5 32.5 89.5 0.8 265 571 154-1,290 1,746 452-3,926 3,481 856-7,916 6,957 1,588-15,788 13.6 9.5 50-82 19-87 46-367 73-616 8-18 0-22 範囲 図 4-1 2wのRDE件数に対する1m,3m,6m,12mのRDE件数 次に,3章のように回帰分析を行い,データ収集期間 (目的変数) の違いによるモデルと予測値の違いを検討した.各データ収集期間のデータの性質が等しければ,モデルや予測値は同じ傾向を示すと考えられる.ただし,3章ではポアソン回帰分析を用いたが,ここでは特に長期間データにみられる大きなデータのばらつき,つまり過分散 (表4-2) を考慮し,負の二項分布回帰分析を適用した.その際,説明変数には年齢,性別,TMT Part AおよびB,静止視力,走行距離グループ,対処行動,回避道路を,オフセット項には走行距離を投入した.表4-4に,これらの変数の概要を示す. 対処行動 (/満21点) 回避道路 (/24箇所) 表 4-4 説明変数の概要

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