歩車分離信号の効果に関する研究
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表 5-2 トリップ生成手法によるサイクルごとに交通量の現況再現結果 (1はSUMOの手法;2は開発した手法) 夕 まず、WAPEに注目すると、開発した手法は時間帯や自動車の種類に関わらず、低いWAPE値を示している。自動車の種類によってWAPEは異なるが、全ての種類を合計した結果、開発した手法は0.3前後の値を示している。一方、SUMOの手法では朝の5.4 現況再現の結果について 二つの手法で生成したトリップ情報を用いた現況再現の結果は、表 5-2の通り。5.2で述べたWAPEと合わせて、時間帯別交通量の比率も計算されて現況再現精度判断の参考とする。 ピーク オフ ピーク ピーク 朝 1 2 1 2 1 2 乗用車 0.626 0.301 0.939 0.364 0.763 0.313 バス 小型貨物車 普通貨物車 二輪車 全種類合計 1.000 0.095 0.961 0.324 1.078 0.118 図 5-2 開発したトリップ情報生成手法の流れ WAPE 0.998 0.486 1.129 0.537 1.079 0.493 1.015 0.506 1.070 0.482 1.126 0.444 24 0.992 0.313 0.956 0.308 1.129 0.349 0.580 0.285 0.900 0.344 0.709 0.304 交通量の比率 0.727 1.046 0.460 1.057 1.226 1.072

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