歩車分離信号の効果に関する研究
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5 本研究における自転車のシミュレーションは未解決問題があり、自転車は歩行者図 4-1 SUMOシミュレーション実行インタフェース 4.2 シミュレーションのパラメーター ができるミクロシミュレーターの使用が要件とされる。 そこで、上述の要件を満たすオープンソースの交通ミクロシミュレーターSUMO(Simulation of Urban MObility)を選択する。SUMOには、主に2つのインタフェースがある。一つは「NETEDIT」(詳細は付録3に参照)というネットワーク編集ツールである。もう一つ「SUMOGui」というシミュレーション実行インターフェース図 4-1)である。 本研究においては、乗用車、バス、小型貨物車、普通貨物車、二輪車の5種類の自動車及び歩行者5を含めた6種類の道路利用者を対象とし、これらに対するシミュレーションに必要なパラメーターの設定は、過去の文献を調査し、それを参考に決定する。必要なパラメーターは、自動車では最大加速度、一般運転動作最大減速度、緊急最大減速度、車長、最小車間間隔、最大速度、速度因子、追走モデル、車線変更モデルであり、歩行者では幅、長さ、最小間隔、能力最大速度、希望最大速度、速度因子、速度分布でを視する。 16

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