歩車分離信号の効果に関する研究
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4 朝ピークは、主に通勤や通学などで人々が家から出て出勤や登校する時間帯であ結果が得られる可能性が高いためである。調査内容には、自動車類と歩行者類それぞれで実施し、自動車類は従来通りの5種類で、歩行者類は自転車や歩行者を分けて調査する。本研究はサイクルごとに信号制御時間及び形式と関係するため、各サイクルにおけるサイクル長及び各現示時間を調査する。調査時間帯については、時間帯別歩車分離導入も考えられるため、ピーク時間帯やオフピーク時間帯ともに調査する。ピーク時間帯には朝ピークと夕ピークの交通混雑は、通常に逆転するものである4ため、両方でも調査する。 り、都市部から郊外やベッドタウン方面へ向かう交通が混雑する。一方、夕ピークは、主に仕事や学校などからの帰宅時間帯であり、郊外やベッドタウン方面から都市部への交通が混雑する。従って、朝は都市部から郊外方面へ向かう交通が混雑し、夕方は郊外方面から都市部へ向かう交通が混雑する傾向にある。 図 3-8 交通実態調査対象交差点 13

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