歩車分離信号の効果に関する研究
19/61

点 ク9:00~12:00 交通実態調査対象交差点は図 3-8で示した通り、10交差点であり、2種類のタイプAやタイプBを分ける。タイプAは歩車分離を検討する交差点群。タイプBはタイプAの交差点に繋がっている信号交差点(上述で周囲の交差点)となる。2つタイプにおける調査内容に関しては、図 3-9で示したように、タイプAは全進行方向の交通流量を調査する。タイプBはタイプAと繋がっているリンクだけの当該タイプB交差点へ対象交差調査日 調査内容 交通流量 乗用車、バス、小型貨物車、普通貨物車、二輪車;自転調査時間単位 調査時間帯 調査方法 項目 タイプA タイプB 広田町富田、若林東町棚田、住吉町1丁目、竹元町二つ信号時間 朝ピーク7:00~9:00、夕ピーク17:00~19:00、オフピー中町蔵前、竹元町荒子、中町中郷 池、竹町北邸、竹元町外田、中町申待塚 車、歩行者 サイクル、各現示時間 サイクルごとに 撮影したビデオから読み取る 内容 3.2 交通実態調査について 本研究には、歩車分離を検討する交差点群だけではなく、周囲信号交差点への影響を合わせて分析するため、それらも研究対象とする。3.1で交差点群12の3箇所の隣接している交差点及び周囲7箇所の交差点を研究対象にし、交通実態調査対象とする。ここで交通実態調査の詳細を説明する。表 3-1で交通実態調査各事項の一覧を示す。 の各流入進行方向の自動車交通量𝑉𝑉𝑉𝑉𝑖𝑖𝑖𝑖𝑖𝑖(𝑘𝑘∈流入進行方向:左折、直進、右折)及び当該タイプB交差点から流出の自動車交通量𝑉𝑉𝑉𝑉𝑜𝑜𝑜𝑜𝑜𝑜を調査する。歩車分離を検討する交差点群だけではなく、周囲信号交差点への影響を合わせて分析するため、タイプBも調査対象とする。ただし、タイプAと繋がっているリンク以外の当該タイプBにおけるリンクの流入流出交通は、当該タイプA交差点の信号制御と関係ないため、この研究の調査対象外となる。調査日については、週の初めである月曜日や週末の金曜日、さらには企業の残業が少ない水曜日を除外し、火曜日や木曜日を選定することが基本とされる。これは、これらの日が平日でありながら交通量が比較的安定しているため、正確な調査表 3-1 交通調査について 2022年12月22日(木) 12

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る