歩車分離信号の効果に関する研究
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図 3-4 ステップ1における選定条件の論理関係 ステップ1の選定結果は次の横にある図 3-5、図 3-6、図 3-7で示した通り。条件2-3までにした交差点群は図 3-5における1番~19番の19つの交差点群である。条件2-4で車道幅員が13m以下ことを確認した結果としては、図 3-6の2番、15番、16番と17番及び図 3-7の10番、11番と12番を合計した7つの交差点群が残られている。 ステップ2は市役所安全防犯課へのヒアリングで、ステップ1で選定した7つの交差点群を母集団とし、地元及び住民から交通安全対策要望に寄せられる信号交差点がある交差点群を選定した一方、整備済み歩車分離交差点の問題点を踏まえて2番、10番と12番三つの交差点群を選定。具体的な選定理由について、2番は豊田市駅の近く、歩行者がとても多い。10番は土橋駅の近く、歩行者が多い。12番は竹村駅付近中町中郷交差点周囲、地元の交通安全対策要望がある。 最後のステップ3には、予算制約により一つの交差点群を限定するため、現地確認、予算と検証の難易度によって12番の交差点群を選定する。他の二つの交差点群を除外した理由について、10番は豊田土橋土地区画整理事業による工事があるため、不明確事項が多い。2番は導入済み二つの交差点があり、仮説の検証は困難。 図 3-3 ステップ1選定条件2-3における三つ以上の交差点が満たすべき形 8

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