豊田市駅前大型商業施設の開業による回遊行動への影響に関する研究
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使用した人流データの概要 1-1.Wi-Fiパケットセンサデータの概要 令和元年度(2019年度)より、Wi-Fiパケットセンサ(以降、WPS)の新設・更新・移設を経て、2023年3月時点では合計43基のパケットセンサを豊田市内に設置している。パケットセンサの設置状況を図 1-1に示す。 なお、近年ではスマートフォン等のWi-Fi通信端末側でランダム化されたMACアドレスが使用される場合が増加しており、今後、Wi-Fiパケットでは回遊行動を把握することが困難になる可能性も考えられる。そこで、Wi-Fiパケットに加えて、Bluetoothパケットも捕捉できる機能もセンサに搭載している。ただし、2022年度はWi-Fiパケットデータおよび後述する携帯電話位置情報データにのみ着目するものとし、Bluetoothパケットデータの分析は、来年度以降のテーマとする。 図 1-1 Wi-Fiパケットセンサの設置状況 2

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