豊田市駅前大型商業施設の開業による回遊行動への影響に関する研究
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図 2-3 端末毎の詳細な回遊分析の例(その2) 7 図 2-3の事例は、豊田市駅西側ペデストリアンデッキが起点で、T-FACEA館・B館やとよしば等のセンサで検知されていることから、豊田市駅周辺を買い物等で訪れた人物が持つ端末の回遊行動を捉えているものと推測される。具体的な回遊行動は以下の通りである。 辺で検知されている。既に述べたように、ある程度広い距離までWPSでは電波を検知する可能性があることから、この端末は10時頃から13時30頃までT-FACE A館・B館に滞在していた可能性が高いと考えられる。このように考えた時、T-FACE A館・B館各階で検知されていることから、各階で買い物等をした後、T-FACEのレストランフロア(A館8階・9階)で食事をとった後に、豊市駅東方面へ移動していったものと推測される。 10時頃に豊田市駅西側のペデストリアンデッキで最初に検知され、その後はT-FACE周

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