2) 加藤陽子 (2020), 新型コロナウイルス感染拡大に伴う児童生徒の心理的支援, 日本健康相談活動学会誌, 15(2), 134-138. 3) 日本福祉大学(2016),「健康に関連する地域の社会関係資本の測定指標の開発」4) 長谷川明弘,宮崎隆穂,飯森洋史,星旦二,川村則行 (2007), 高齢者のための生きがい対象尺度の開発と信頼性・妥当性の検討:生きがい対象と生きがいの型の測定, 日本心療内科学会誌, 11(1), 5-10. 5) 近藤 勉, 鎌田 次郎 (2003):高齢者向け生きがい感スケール(K-1式)の作6) 今井 忠則, 長田 久雄, 西村 芳貢 (2012), 生きがい意識尺度(Ikigai–9)の信7) Saito M., Kondo N., Aida J., Kawachi I., Koyama S., Ojima T., Kondo K. (2017), Development of an instrument for community-level health related social capital among Japanese older people: the JAGES project. Journal of Epidemiology. 27(5): 221–227. きがいの総得点が増加していたのは、スポーツ活動、趣味活動、学習活動、特技・経験伝承活動であった。特に趣味活動、学習活動は生きがいの下位尺度のすべてで点数が増加しているなど、当該活動と生きがいの強固な関係性が垣間見えた。 他方、コロナ禍で活動が減ったことで生きがいの総得点が減少しているのは、ボランティア活動、趣味活動、特技・経験伝承活動であった。特にボランティア活動は下位尺度のすべてで点数が減少するなど、当該活動の減少がもたらす生きがいへのネガティブな影響が示唆された。 参考文献 1) 館林瑛司 (2021), コロナ禍により求められる生活保護制度での[日常生活自立]と[社会生活自立]及びその支援過程への評価, 地方自治ふくおか, 72, 52-67. プレスリリース, No086-16-16 成および生きがい感の定義, 社会福祉学, 43(2), 93-101 頼性と妥当性の検討,日本公衆衛生雑誌, 59(7), 433-439. 69
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