コロナ禍が豊田市の都市交通に与える影響のモニタリング
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0.4500.4000.3500.3000.2500.2000.1500.1000.0500.0008000.0007000.0006000.0005000.0004000.0003000.0002000.0001000.0000.0002021年2019年渋滞量2020年追突割合出合頭割合コロナ禍前と比較し、渋滞量の減少に伴い交通事故件数が減少していることがわかる。さらに、追突事故が全事故に占める割合で見ると減少しているのに対して、出合頭事故の割合は増加していることが再確認された。 (2)渋滞量の変化と追突事故 追突事故はコロナ前の2019年では1つのリンクにつき最多で3件抽出されている。また、コロナ禍中の2021年に4件の追突事故が確認されているリンクがある。これらリンクの渋滞量および追突事故件数の変化を表 3-8に示す。 109953180.3430.2994067.712表 3-7 全市における渋滞量と交通事故 2021年図 3-18 全市における渋滞量と交通事故 追 突出合頭全事故追突割合出合頭割合渋滞量2019年2020年1681014400.3820.2306955.9671271113620.3510.3075016.203JARTIC渋滞データの対象となっている道路区間における追突事故の発生状況を把握するために、渋滞データと事故データの紐付けを行った。まず対象リンクを道路マップに沿わせ、道路中央線から幅員で区分しバッファを設定(13m以上は20m、5〜13mは13m、0〜5mは5.5mに設定)し、バッファ内にある事故データを抽出し当該リンクの事故としてカウントした。 43

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