空間構造と利⽤者⼼理を踏まえた安全・安⼼な⾃転⾞通⾏空間整備⽅策に関する研究
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3-2.結果 ※⾃転⾞通⾏空間の整備が2013-2018年の区間から半径30m以内の事故(2012-2019年)を抽出 ※各区間で整備前と整備後の集計する年数を同じにしている(例︓2014年が整備年の場合,整備前は2012-2013年,整備後は2015-2016年 整備内区間数 自治体 容 名古屋 自転車安城 専用通行帯 小計 豊田 車道混豊橋 在 安城 小計 全事故件数 整備前の1年整備後の1年整備前後の変間 間 42 5 37 5 1 6 47 6 43 62 13 47 56 8 56 39 3 31 24 157 134 第一当事者が自転車 整備前の1年整備後の1年化率 間 間 88.1 1 0 120.0 0 0 91.5 1 0 75.8 0 0 100.0 0 1 79.5 0 1 85.4 0 2 第二当事者が自転車 整備前後の変整備前の1年整備後の1年化率 間 0.0 5 - 1 - 6 - 0 - 12 - 11 - 23 整備前後の変間 化率 7 140.0 1 100.0 8 133.3 0 - 13 108.3 7 63.6 20 87.0 ⾃転⾞通⾏空間整備区間の事故状況について表 3-2に⽰す.第⼀当事者が⾃転⾞の事故は当該対象においての発⽣件数が極めて少ない.よって以降では全事故件数ならびに第⼆当事者が⾃転⾞の事故に限定して考察を⾏う. ⾃転⾞専⽤通⾏帯の整備区間(6区間)の事故件数は,整備前は47件,整備後は43件で91.5%に減少している.第⼆当事者が⾃転⾞の事故件数は整備前よりも整備後の⽅が2件多くなっている(変化率133.3%).これは整備区間数が6区間と少ないことも考えられるため,留意する必要があるものの,増加傾向であることは今後留意する必要があると考える. ⾞道混在の整備区間(計24区間)の事故件数は,整備前は157件,整備後は134件で85.4%に減少している.また,第⼆当事者が⾃転⾞の事故については,整備前は23件,整備後は20件であり,87.0%に減少している. 表 3-2 ⾃転⾞通⾏空間整備区間の事故状況 24

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